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米中貿易摩擦の激化懸念から売り優勢に


10日の米国市場は、米中貿易摩擦激化への懸念から大幅に下落しました。NYダウは1014.79ドル安、ナスダックは737.66ポイント安となり、特に中国に対する追加関税の累計が145%に達しているとの情報が市場の不安を引き起こしました。トランプ大統領の発表で関税の一時停止が報じられたものの、中国に対する関税措置は継続すると見られ、投資家心理が悪化。日経225先物も大幅下落し、短期的な市場不安が続く可能性が高まっています。心理的節目となる下値予測も複数出ており、日経平均の下落が懸念される展開です。

*08:25JST 米中貿易摩擦の激化懸念から売り優勢に [本日の想定レンジ]
10日の米NYダウは1014.79ドル安の39593.66、ナスダック総合指数は737.66pt安の16387.31、シカゴ日経225先物は大阪日中比1240円安の33400円。本日は米中貿易摩擦激化への警戒感から下落した前日の米国市場安を映して売りが先行して始まりそうだ。前日はトランプ米大統領が貿易相手国ごとに設定した関税上乗せ分を中国を除き一時停止すると表明したことが好感され大幅反発。5日移動平均線(32850円)を上回り、ローソク足は大陽線を形成した。大陽線を形成すると、上昇トレンドの始まりを示すとされる。しかし、米ホワイトハウスは10日、トランプ大統領が中国に課した追加関税は累計145%で、前日示した125%ではないことを明らかにしたため、米中貿易摩擦の激化に対する懸念が改めて意識されることになりそうだ。夜間取引の日経225先物は一時32000円台まで下落するなど大幅に下落していることも投資家心理の悪化は免れないと予想される。また、トランプ関税の先行きが見通しづらく、週末とあって、持ち高調整の動きも強まることが想定されるだろう。下値のめどは、心理的な節目の33500円や33000円、32500円、4月8日の高値である33257円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限33500円-下限32500円

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