もみ合い、終値200日線回復を注視

[本日の想定レンジ]

8日の米国市場ではNYダウが35.32ドル高の35754.75、ナスダック総合指数が100.07pt高の15786.99、シカゴ日経225先物が大阪日中比5円安の28885円。本日の日経平均はもみ合いが予想される。昨日は新値三本足が陽転し11月高値からの急落の半値戻しを達成し、強い反発圧力を窺わせた。半値戻しクリアで11月高値29960.93円への全値戻しが視野に入ってくるが、節目となる29000円の手前にある200日線（28903.63円）や日足一目均衡表の雲上限（本日は28910.16円）の突破が必要になる。さらに29000円のすぐ上にも75日線（29010.43円）と25日線（29069.09円）があって一旦は29000円処での値固めが必要となろう。一目均衡表では昨日、株価が雲下限を上回って相場局面の
「弱気」から「中立」へのシフトを示唆しており、短期的には上にも下にも方向感は出にくそうだ。

[予想レンジ]

上限29100円−下限28750円

＜YN＞