22400円台で戻り売り圧力増大、ボリンジャーは終値-1σ超え注視

[本日の想定レンジ]

1日は、米NYダウが219.37ドル高の24635.21、ナスダック総合指数が112.22pt高の7554.33、シカゴ日経225先物は大阪日中取引比145円高の22365円とそろって上昇した。1日の東京市場は下降中の5日線をザラ場で上回りながら、大引けでは下回った。上昇していた25日線がわずかに下降に転じ、相場の基調が調整局面に入った可能性を示唆した。本日は朝方に円安や先週末の米株高を買い材料にシカゴ225先物の清算値22365円を超えて買われ、その後はもみ合いとなる展開が予想される。22500円はオプションの建て玉が厚いほか、この付近には25日線も走っており、22500円が意識される22400円台では戻り売り圧力が一段と強まりそうだ。一目均衡表では、日々線が先週末、わずかに下降した転換線と雲上限のほぼ中間で先週末を迎えた。基準線が横ばいで推移していることもあり、売るにも買うにも中途半端な形勢と言えよう。ボリンジャーバンドでは、5月30日に-3σ付近まで下げた後、株価は中心線に向かって移動している。調整局面脱出に向けて、終値で-1σ超えが第1のハードルとなる。

[予想レンジ]

上限 22450円−下限 22250円



＜DM＞