早期に25日線辺りを試したい

[本日の想定レンジ]
　8日のNY市場は下落。注目されていたトランプ米大統領による関税計画の詳細発表では、カナダとメキシコへの関税適用を除外し、他の同盟国にも交渉余地を残すことが明らかとなった。既に報道されていたことではあるが、一先ず貿易戦争への警戒感が和らぐ格好。ダウ平均は93.85ドル高の24895.21、ナスダックは31.30ポイント高の7427.95。シカゴ日経225先物清算値は大阪比265円高の21465円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行しよう。昨日は買い先行で始まり、21500円手前での上値の重さが意識されたが、下向きではあるものの、一先ず5日線を上回って終えている。また、ボリンジャーバンドではバンドが収れんしてきているなかで、-1σをキープしている。中心値（25日）との推移から、早い段階で中心値突破をみせておきたいところである。バンドが下向きで推移しているため、前回同様に中心値に跳ね返されると、ボックス推移ではなく、調整が継続していることになり、直近安値をうかがう展開が警戒されてくる。-2σは20621円と直近安値より下方に位置している。結果的には200日線を割り込み、52週線も割り込む可能性があるため、早期のリバウンドが待たれる。2
1400-21600円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 21600円−下限 21400円



＜TM＞