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日経平均は反発、売り買い一巡後は決算銘柄に関心は集中


日経平均株価は、米国市場での混合取引の影響を受けながらも反発しました。特にナスダックの上昇が日本市場に買い材料として働き、日経平均は一時的に39818.41円まで上昇。しかし、最高値には届かず、最終的に39500.37円で取引を終えました。決算発表への関心が集まり、古河電工や味の素などの銘柄が大きく上昇。一方、下方修正を発表した太陽誘電や日産自動車などは急落しました。全体として、東証プライム市場では売買高が5兆円台に達し、業種別ではサービスや金融関連が上昇する一方、一部製造業は下落しました。

*16:00JST 日経平均は反発、売り買い一巡後は決算銘柄に関心は集中 7日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は0.59ドル安の43729.34ドル、ナスダックは285.99ポイント高の19269.46で取引を終了した。大統領選挙でのトランプ氏勝利を好感した買いが続いたほか、連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで予想通り利下げを決定、長期金利の低下に連れナスダックは続伸し連日で過去最高値を更新。相場全体を押し上げたがダウはプラス圏を維持できずまちまちで終了した。

米国株まちまちもナスダックの強い動きを材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。朝方に入った11月限オプションSQ(特別清算指数)算出に絡んだ売買がやや買いに傾いたことなども影響し、日経平均は39818.41円まで上げ幅を広げたが、昨日の高値39884.01円には届かなかったことなどから上げ幅をじりじりと縮小。引き続き決算発表銘柄に関心が向かい、売り買い一巡後の日経平均は39500円水準でのもみ合いとなった。なお、SQ値は概算39901.35円。

大引けの日経平均は前日比118.96円高(+0.30%)の39500.37円となった。東証プライム市場の売買高は24億412万株。売買代金は5兆2651億円。業種別では、サービス、その他金融、情報・通信、精密機器、証券・商品先物取引などが上昇した一方、パルプ・紙、輸送用機器、ゴム、鉱業、ガラス・土石などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は38.4%、対して値下がり銘柄は58.9%となっている。

日経平均採用銘柄では、今期純利益見通しを大幅に上方修正した古河電工<5801>がストップ高比例配分となったほか、好業績や株主還元策などが材料視されて味の素<
2802>が買われ上場来高値を更新。決算発表を受けて川崎重工<7012>も買われたほか、三菱重工<7011>、日本製鋼所<5631>など政策関連銘柄も上昇。このほか、野村総合研究所<4307>、ZOZO<3092>、スズキ<7269>、京成電鉄<9009>などが買われた。

一方、経常利益予想を下方修正した太陽誘電<6976>は急落で年初来安値を更新。また、業績内容や世界の生産能力を2割削減すると発表した日産自<7201>が大幅安となったほか、今期業績を減益予想に下方修正した資生堂<4911>も売り優勢。朝方、業績内容を材料に買い優勢となったフジクラ<5803>は買い一巡後に失速し前日比マイナス圏での推移。このほか、カナデビア<7004>、UBE<4208>、デンカ<4061>、マツダ
<7261>、王子ホールディングス<3861>、トヨタ自<7203>などが売られた。
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