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日経平均は7日ぶりに反落、大型株を中心とした利益確定売りに押される展開


*15:30JST 日経平均は7日ぶりに反落、大型株を中心とした利益確定売りに押される展開 15日の米国株式市場は、キング牧師生誕記念日に伴い休場。欧州市場は軟調に推移、欧州中央銀行(ECB)が市場の想定ほど早期には利下げに動かない可能性が意識されたことや、銀行株などが売られて主要株価指数は下落した。

 米国株式市場休場を受けて、日経平均は前日終値水準で取引を開始。寄り付き直後は、方向感に乏しい展開となっていたが、ソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>などTOPIXコア30銘柄を中心に利益確定の売りが入ったこともあり、35500円台まで下落する場面が見られた。ただ、売り一巡後は、為替市場で1ドル146円台と円安ドル高が進んだこともあり、下げ渋る展開となった。

 大引けの日経平均は前日比282.61円安(-0.79%)の35619.18円となった。東証プライム市場の売買高は15億3332万株、売買代金は3兆9416億円だった。セクターでは、繊維製品、倉庫・運輸関連業、水産・農林業、その他製品、非鉄金属などが下落した一方、海運業、鉱業、ゴム製品、石油・石炭製品、鉄鋼の5セクターのみ上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は14%、対して値下がり銘柄は83%となっている。

 日経平均採用銘柄では、英国での大冤罪事件のドラマ化で批判が再燃している富士通<6702>が引き続きさえないほか、大日本印刷<7912>、三菱マテリアル<5711>も弱い。また、任天堂<7974>、東エレク<8035>も売られた。その他の銘柄では、日本国土開発<1887>、FPパートナー<7388>が決算に絡んで売り優勢となった。

 一方、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>など海運株が引き続き強い動きを見せたほか、新しい少額投資非課税制度(NISA)への期待感などから、野村HD<8604>も上昇。また、アステラス製薬<4503>、鹿島建設<1812>、京セラ<6971>もしっかり。その他の銘柄では、さくらインターネット<3778>が上げ幅を拡大する展開となった。
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