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日経平均は小幅続伸、買い一巡後は欧米市場休場に伴い上げ幅縮小


*15:45JST 日経平均は小幅続伸、買い一巡後は欧米市場休場に伴い上げ幅縮小 22日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は18.38ドル安(-0.05%)の37,385.97ドル、S&P500は7.88ポイント高(+0.17%)の4754.63ポイント、ナスダックは29.11ポイント高(+0.19%)の14,992.97で取引を終了した。連休を控えた調整で寄り付き後、まちまち。11月コアPCE価格指数の伸びが予想を下回ったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げを正当化させるとの見方が高まり長期金利が低下、ハイテク中心に買いが先行した。その後、12月ミシガン大消費者信頼感指数確定値や長期インフレ期待が予想外に上方修正されると、長期金利が上昇に転じたことで相場は失速。終盤にかけダウは小幅下落に転じた。ナスダックは根強い金利先安感に底堅く推移しまちまちで終了した。

 先週末の225ナイト・セッションが通常終値比で220円高だったことから、日経平均は買い先行でスタート。ただ、米株市場がまちまちで方向感に乏しいことから買いは続かず、上げ幅をじりじりと縮小。今晩の海外市場では、クリスマス休暇に伴い、欧州、英国、米国市場が休場となっていることから、参加者は限定的となり薄商いで静かな地合いに。後場に植田和男日本銀行総裁の講演内容が伝わったものの、19日の日銀金融政策決定会合後の記者会見とほぼ同じ内容だったことから、株式市場、為替市場への影響は限定的となり、日経平均は静かなまま取引を終えた。

 大引けの日経平均は先週末比84.98円高(+0.26%)の33254.03円となった。東証プライム市場の売買高は9億5278万株、売買代金は2兆4958億円だった。セクターでは、ゴム製品、精密機器、医薬品、食料品、機械などが上昇した一方、海運業、パルプ・紙、鉄鋼、倉庫・運輸関連業、証券・商品先物取引業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は38%、対して値下がり銘柄は59%となっている。

 日経平均採用銘柄では、百貨店の23年7-12月期の免税売上高が過去最高になる見通しと伝わったことで、三越伊勢丹HD<3099>、高島屋<8233>、Jフロント<3086>が上昇。中国がゲーム規制の見直しを検討すると発表したことから、ネクソン<3659>が大幅高となったほか、コナミG<9766>も買われた。

 一方、足元上昇が目立っていた川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>は、欧州海運のマースクが紅海の運航を再開準備と伝わったことから利益確定の売りに押された。なお、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が続伸したことから、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>が買われた一方、スクリーンHD<7735>、アドバンテスト<6857>は売られるなど半導体関連はまちまちとなった。
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