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日経平均は大幅反発、日銀の「現状維持」を材料に高値引け


*15:45JST 日経平均は大幅反発、日銀の「現状維持」を材料に高値引け 18日のNY市場は上昇。ダウ平均は0.86ドル高(+0.00%)の37,306.02ドル、S&P500は、21.37ポイント高(+0.45%)の4740.56ポイント、ナスダックは91.27ポイント高
(+0.62%)の14,905.19ポイントで取引を終了した。12月住宅市場指数の改善でソフトランディング観測が強まり、寄り付き後、上昇。エネルギーセクターや会員制倉庫型卸売・小売会社のコストコホールセールの上昇も相場を押し上げた。一部、米連邦準備制度理事会(FRB)関係者が市場の早期利下げ観測に懐疑的見方を表明したものの、金利先安感が根強くハイテクが相場を支えたほか、年末にかけたサンタクロースラリーを期待した買いで終日堅調に推移。終盤にかけダウは失速も小幅ながら連日で過去最高値を更新した。

日経平均は小幅反発でスタートした後は、日本銀行の金融政策決定会合の結果待ちの状況となり、前日終値水準でのもみあいとなったが、結果発表後に雰囲気は一変。「大規模緩和の維持」「先行きの政策指針であるフォワードガイダンスの変更も無し」という結果内容を受けて、為替市場ではドル・円が一時143円台後半と円安・ドル高が進行し、後場寄り後の日経平均は33000円台を回復した。その後も、大型株を中心に買われ、日経平均は高値引けとなった。

大引けの日経平均は前日比460.41円高(+1.41%)の33219.39円となった。東証プライム市場の売買高は14億9036万株、売買代金は3兆6364億円だった。セクターでは、その他製品、保険業、海運業、食料品、電気機器などが買われた一方、陸運業、空運業、銀行業、鉄鋼、建設業などが売られた。東証プライム市場の値上がり銘柄は72%、対して値下がり銘柄は24%となっている

 日経平均採用銘柄では、為替の円安推移や、ナスダック上昇を背景に、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>が後場一段高となったほか、川崎汽船<9107>も引き続き買われた。また、一部証券会社の「アウトパフォーム」格上げを受けてコナミG<9766>が買われたほか、ネクソン<3659>、任天堂<7974>などゲーム関連銘柄も強かった。

一方、USスチール買収を発表した日本製鉄<5401>は、資金負担増加が懸念されて売り優勢となったほか、和歌山の火力発電所の建設中止と報じられた関西電力<9503>
も売られた。その他の銘柄では、日本製鉄の巨額買収によって、日本製鉄の完全子会社化の思惑が先行していた山陽特殊製鋼<5481>は大幅安となった。

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