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日経平均は続落、一時下げ幅を縮小するもプラス圏に浮上できず


*15:33JST 日経平均は続落、一時下げ幅を縮小するもプラス圏に浮上できず 20日の米国株式市場ではダウ平均は250.91ドル安(-0.75%)、ナスダック総合指数は128.13ポイント安(-0.96%)、S&P500は36.60ポイント安(-0.85%)とそれぞれ続落。パウエルFRB議長は、高いインフレ及び経済の強さが続いた場合は追加利上げが正当化されるとの見解を示し、利上げ終了が示唆されず、長期金利が再び上昇すると警戒感から売りが広がった。日経平均は265.73円安の31164.89円と続落してスタート。昨日の米株安を引き継いだほか、中東情勢の緊迫化や米国による対中半導体規制強化への懸念などを払しょくできず、売り優勢の展開が続いた。また、アジア市況では、香港ハンセン指数が下落し、上海総合指数が節目の3000ptを割ったことも重しとなった。ただ、昨日の日経平均が600円を超す大幅安となったことで自律反発狙いの買いが入りやすく、後場初めには下げ幅を縮小した。ただ、週末の持ち高調整の売りもあり、プラス圏に浮上することはできなかった。

 大引けの日経平均は前日比171.26円安の31259.36円となった。東証プライム市場の売買高は12億5762万株、売買代金は3兆2818億円だった。セクターでは、保険業、輸送用機器、証券・商品先物取引業が下落率上位に並んだ。一方で、医薬品、鉱業は2%超の値上がりとなった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の40%、対して値下がり銘柄は57%となっている。

 個別では、東エレク<8035>やディスコ<6146>などの一部の半導体関連株、また、三菱UFJ<8306>や三井住友FG<8316>などの金融株、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、ソニーG<6758>、キヤノン<7751>などが下落した。ほか、TOWA<6315>、SHIFT<3697>、エス・エム・エス<2175>が下落率上位となった。

 一方、川崎汽船<9107>や郵船<9101>などの海運株、INPEX<1605>や石油資源開発<1662>などの石油関連株、三菱商事〈8058〉、三井物産<8031>、ルネサス<6723>、三菱重工業<7011>などが上昇した。また、がん領域3製品でメルクと開発・商業化契約締結を発表した第一三共<4568>やエフィッシモの大量保有が伝わり思惑買いが向かった西松屋チェーン<7545>は急騰、NISSOHD<9332>、大阪ソーダ<4046>、三和ホールディングス<5929>などが値上がり率上位となった。
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