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日経平均は4日続落、需給悪化や米追加利上げ観測が重石


*15:34JST 日経平均は4日続落、需給悪化や米追加利上げ観測が重石 日経平均は4日続落。6日の米株式市場でダウ平均は366.38ドル安と続落、ナスダック総合指数も-0.81%と続落。ADP雇用統計が1年超ぶりの大幅な伸びとなり、利上げ再開を警戒した売りが先行。ISMサービス業景況指数も予想を上回る強い結果で、10年債利回りが4%を超えるなか、株価指数は終日軟調に推移した。米株安や為替の円高を嫌気し、日経平均は322.38円安からスタート。売りが先行し一時32327.90円(445.12円安)まで下げ幅を広げた。一方、6月27日安値目前までの下げからは買い戻しが入り、その後61.15円安まで下げ幅を縮めた。ただ戻り一服となると、大引けにかけては週明けにかけて予想される上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う換金売りが重石となり、再び下げ幅を広げた。

 大引けの日経平均は前日比384.60円安の32388.42円となった。東証プライム市場の売買高は15億3732万株、売買代金は3兆8131億円だった。セクターでは機械、不動産、輸送用機器が下落率上位に並んだ一方、海運、空運のみが上昇した。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の72%、対して値上がり銘柄は25%だった。

 個別では、認知症新薬が米国で正式承認されたことで出尽くし感が先行したエーザイ<4523>や、増益・増配見通しも市場予想をやや下振れことで売りが強まったウェザーニューズ<4825>、上半期業績が計画を下振れたOSG<6136>などが大きく下落。ほか、ダイキン<6367>、ディスコ<6146>、信越化学<4063>、キーエンス<6861>の値がさ株や、丸紅<8002>、三井物産<8031>、伊藤忠<8001>の商社、INPEX<1605>、コマツ<6301>、住友鉱山<5713>の資源関連、TDK<6762>、パナソニックHD<6752>、ニデック<6594>、村田製<6981>のハイテクが下落。為替の円高でホンダ<7267>、日産自<7201>の自動車も売られた。

 一方、株式売出の発表で前日ストップ安となったソシオネクスト<6526>が反発。東エレク<8035>は韓国サムスン電子の決算でメモリーの在庫調整の進展が好感され一時上昇も、後場に下落に転じた。郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の海運も揃って上昇した。決算を材料にオンワードHD<8016>がストップ高まで買われ、わらべや日洋<2918>、大黒天物産<2791>、ヨンドシーHD<8008>なども大幅高となった。
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