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日経平均は続落、主力の一角が指数を下押し


*12:36JST 日経平均は続落、主力の一角が指数を下押し
 日経平均は続落。529.81円安の68512.30円(出来高概算10億8899万株)で前場の取引を終えている。

 前日8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は51.77ドル高の51231.64ドル、ナスダックは345.35ポイント安の27193.34で取引を終了した。早期の対イラン攻撃再開懸念に原油高が嫌気され、寄り付き後、下落。人工知能(AI)開発スタートアップ、オープンAIの売上高が一部推計を下回るとの報道でハイテクが重しとなり、相場は下落した。トランプ大統領が対イランとの対話が順調で、中間選挙前の攻撃を否定したため長期金利が低下に転じ、相場は下げ幅を縮小。ダウはプラス圏を回復し、主要指数は高安まちまちで終了した。

 米株式市場の動向を横目に、9日の日経平均は393.61円安の68648.50円と3日続落して取引を開始した。米ナスダック総合指数の下落やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の3.39%安を受け、半導体や人工知能(AI)関連の値がさ株に売りが先行。寄り付き直後には下げ幅が500円を超え、その後も前日終値を下回る水準で推移した。8月の実質消費支出は前年同月比3.1%減となり、市場予想の3.6%減ほど落ち込まなかった。10月物の特別清算指数(SQ)値は68465.23円と試算された。主力の一角が指数を下押しする一方、TOPIXはプラス圏を維持し、前引けにかけて日経平均は下げ渋った。

 個別では、リクルートHD<6098>、コナミグループ<9766>、ソニーグループ<6758>、日東電工<6988>、バンダイナムコホールディングス<7832>、東京エレクトロン<8035>、ベイカレント<6532>、SCREENホールディングス<7735>、野村総合研究所<4307>、日本たばこ産業<2914>、トレンドマイクロ<4704>、レーザーテック<6920>、任天堂<7974>などの銘柄が上昇。

 一方、ソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>、イビデン<
4062>、TDK<6762>、キオクシアホールディングス<285A>、村田製作所<6981>、フジクラ<5803>、アドバンテスト<6857>、信越化学工業<4063>、京セラ<6971>、テルモ<
4543>、豊田通商<8015>、住友電気工業<5802>などの銘柄が下落。

 業種別では、食料品、海運業、サービス業などが上昇した一方で、非鉄金属、銀行業、ガラス土石製品などが下落した。

 後場の日経平均株価は、値がさ株の動向をにらみながら上値の重い展開が意識されよう。前場はソフトバンクグループとファーストリテイリングの2銘柄だけで日経平均を約470円押し下げた一方、東証プライムでは値上がり銘柄が値下がり銘柄を上回り、TOPIXは小幅ながら上昇した。一部の値がさ株の下落が指数全体を左右する構図となっている。米国の半導体株安を受けた国内関連株の戻り具合と、原油相場を通じた中東情勢への警戒が焦点となる。さらに、10月物SQ値の68465.23円を挟んだ値動きも確認したい。国内では15時に9月の工作機械受注速報が予定され、大引け後には安川電機<6506>の決算が控える。夜には米国で10月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値が発表される予定。国内市場は翌10日から3連休となるため、連休中の海外動向を前にした持ち高調整にも目が向かおう。



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