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日経平均は続伸、インデックスに絡んだ売買の影響が続く


 日経平均は続伸。45.05円高の20659.12円(出来高概算8億7000万株)で前場の取引を終えている。3日の米国市場は、米景気に楽観的な見方が広がり買い先行となり、9月新車販売台数が予想を上回ったことが好感され、連日で最高値を更新している。この流れを受けた日本株市場も買いが先行するなか、日経平均は連日で年初来高値を更新している。ただし、買い一巡後はこう着感が強まり、日中値幅は60円程度にとどまっている。

 東証1部の騰落銘柄は、値上がり値下がり数が拮抗。セクターでは、その他金融、鉄鋼、電力ガス、水産農林、保険、食料品が堅調。半面、石油石炭、鉱業、建設、サービス、ゴム製品が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>が日経平均をけん引している。売買代金上位ではJDI<6740>、任天堂<7974>が強い。

 日経平均は連日で年初来高値を更新した。その後はこう着感が強まっているが、想定内の値動きであろう。ただし、引き続きインデックスに絡んだ商いが中心であるため、材料株などは高安まちまちとなっている。マザーズ指数、JASDAQはマイナス圏での推移であり、手掛けづらさが窺える。また、石川製<6208>が年初来高値を更新するなど、防衛関連の一角が強い値動きをみせている。そのため、北朝鮮を巡る地政学リスクを警戒する向きもあり、これも積極的な売買を手控える一因になっているようである。

 そのため、インデックスに絡んだ売買の影響が続くとみられ、指数インパクトの大きい値がさ株のほか、出遅れ感のある金融や不動産セクター等への押し目狙いといったスタンスになりそうだ。
(村瀬智一)


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