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日経平均は続伸、新興市場から東証1部や東証2部の低位株や出遅れ銘柄に


 日経平均は続伸。85.41円高の20141.21円(出来高概算8億8000万株)で前場の取引を終えている。3日の米国市場は、6月ISM製造業景況指数が予想を上回ったほか、原油相場の上昇が好感され、NYダウは129ドル高となった。この流れを受けて、シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の20145円。円相場は1ドル113円35銭辺りと円安に振れて推移するなか、買い先行で始まった。

 しかし、4日の米国市場は独立記念日の祝日で休場となるなか、海外勢のフローは限られている。そのため、日経平均は寄付き直後の20197.16円を高値に、こう着感の強い相場展開が続いている。そんななか、個人主体の売買は活発であり、マザーズ指数、JASDAQ平均はマイナスながらも、ピンポイントで急伸する銘柄が目立っている。また、低位材料株等へも値幅取り狙いの資金が向かっている。

 日経平均は引き続きこう着感の強い流れが続こう。個人主体の売買では、新興市場の中小型株へは銘柄が絞られてきており、一部の銘柄に資金が集中する流れに。値がさ株の多いマザーズから、東証1部や東証2部の低位株や出遅れ銘柄に資金がシフトしているようにも見える。

 低位材料株についてはやや仕手系色の強い銘柄もあり、割り切りスタンスといったところ。東証2部については、相対的な出遅れも意識されやすく、調整一巡の銘柄などには、思惑的な資金が向かいそうだ。
(村瀬智一)


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