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日経平均は反発、金融株しっかりで先高観後退せず


 日経平均は反発。105.33円高の19937.15円(出来高概算8億5000万株)で前場の取引を終えている。15日の米国市場では、主力ハイテク株に再び売りが広がったほか、原油価格の低下でエネルギー関連も軟調推移となった。ただし、シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の19870円だったほか、日経平均は週初から4日続落となるなか、自律反発の流れとなった。また、指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>が堅調となり、日経平均を押し上げている。

 セクターでは証券、海運、情報通信、保険、銀行、パルプ紙が上昇。一方で水産農林、電力ガス、小売、食料品が小安い。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。売買代金上位では、ソフトバンクGのほか、三菱UFJ<8306>、アンジェス<4563>、小野薬<4528>、リミックスポイント<3825>が堅調。半面、任天堂<7974>、東エレク<8035>、すかいらーく<3197>が冴えない。

 日経平均は狭いレンジ内での推移が続いており、5日線や25日線レベルでの攻防をみせている。日銀の金融政策決定会合の結果待ちといったところだが、市場はそれ程期待をもっていないため、結果を受けた市場反応は限られそうだ。基本はこう着のなか、指数インパクトの大きいソフトバンクGの影響を受けよう。

 また、銀行株がしっかりである。足元で米ハイテク株の下落影響がみられているが、銀行株など金融セクターへの資金シフトがみられてくることで、相場の先高観は後退しないと考えられる。
(村瀬智一)


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