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日経平均は続落、物色は個人主体の中小型株に集中


 日経平均は続落。22.86円安の19885.72円(出来高概算8億3000万株)で前場の取引を終えた。週明け12日の米国市場は、ハイテク株への利益確定の流れが続くなか、終日軟調な展開となっている。この流れを受けて売り先行で始まったが、原油相場の上昇を背景に資源株の一角が買われるなど、リバランス的な物色に。底堅さが意識されるなか、日経平均は前場半ばに一時19929.03円とプラスに転じる場面をみせている。

 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは石油石炭、鉱業、不動産、海運、建設が堅調。半面、鉄鋼、精密機器、ゴム製品、非鉄金属、電気機器が小安い。

 日経平均は5日線に上値を抑えられるものの、25日線が支持線として意識されており、狭いレンジでの取引が続いている。連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積極的な売買は手控えられそうであり、引き続き狭いレンジでの取引が続こう。ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>が重しとなるが、ハイテク株などは小幅な下げにとどまっており、市場のムードはそれ程悪くないだろう。

 そんな中、物色は個人主体の中小型株に集中している。全市場での値上り率上位をみても、セーラー広告<2156>、テクノセブン<6852>、ホロン<7748>、アプリックス<3727>、ASJ
<2351>、ホットリンク<3680>など新興市場の銘柄が占めている。テーマ株等も含めて、中小型株中心の物色が続きそうである。
(村瀬智一)


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