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日経平均は4日続伸、決算を手掛かりとした物色に先回り的な動きもでてくるか


 日経平均は4日続伸。56.85円高の18489.05円(出来高概算9億1000万株)で前場の取引を終えた。19日の米国市場はNYダウが118ドル安だったが、下げの要因だったIBMの決算については前日の時間外の下げで織り込まれており、日経平均は小幅に続伸して始まった。また、平成28年度の貿易収支が6年ぶりの黒字となったことが材料視された。

 その後は、23日に行われる仏大統領選第1回投票を控えていることもあって、こう着感の強い相場展開となっているが、一時18500円を回復する場面もみられるなど、底堅さが意識されている。セクターでは銀行、輸送用機器、ゴム製品、証券、保険、電気機器、非鉄金属が堅調。一方で、原油相場の下落影響から石油石炭、鉱業が冴えない。

 日経平均は小幅な値動きではあるが、5日線を上回っての推移をみせている。ボリンジャーバンドでは-1σでの攻防となり、まずはこれを突破してくるかを見極めたいところ。また、調整トレンドではあるが、パラボリックについてはSAR値にタッチしてきたことで、陽転シグナルを発生させている。ダマシになる可能性はあるものの、一先ずシグナルが徐々に好転しつつあり、押し目買いの動きも強まってくる展開が意識されそうである。

 物色はインデックスに絡んだ商いから主力処がけん引しており、中小型株はやや手掛けづらくなっているように映る。ただ、決算シーズンに入ってくるなか、決算や業績観測報道を手掛かりとした物色が強まりつつある。株価の低迷が続いていたこともあり、アク抜け期待から先回り的な動きも今後強まってくる可能性がありそうだ。
(村瀬智一)


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