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日経平均は小幅下落、ソフトバンクGがセンチメントを明るくさせる


 日経平均は小幅に下落。36.14円安の18971.46円(出来高概算8億3000万株)で前場の取引を終えている。日経平均は19000円を再び割り込んで始まると、その後は18900円を下回る場面を見せている。8日の米国市場は、トランプ政権に対する政策実現への懐疑的な見方が強まり、金融セクターに売りが集中。原油相場の回復に伴い下げ幅を縮小しているが、高安まちまちの展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の18935円となり、これにサヤ寄せする格好から売り優勢の展開となった。ただ、円相場が朝方からはやや円安に振れて推移していることから、前引けにかけては下げ幅を縮めてきている。

 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が若干上回っている。セクターでは情報通信、鉱業、不動産、金属製品、非鉄金属、その他製品が上昇。半面、空運、輸送用機器、ガラス土石、ゴム製品、水産農林、機械、石油石炭が冴えない。

 日経平均は狭いレンジでのこう着が続いている。強弱感が対立する水準であり、方向感が掴みづらい状況であるが、ソフトバンクG<9984>がセンチメントを明るくさせているようである。物色は決算を手掛かりとした個別対応と中小型のテーマ株の一角に短期筋の値幅取り狙いの資金が向かっているようである。テーマ株としては絞り切れていないようだが、AI、IoT、フィンテック、自動運転車など幅広く物色されている。
(村瀬 智一)


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