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マザーズ指数は5日ぶり大幅反落、グロース株売りで、22年最初のIPOも


 本日のマザーズ市場では、主力株を中心に売りが広がる展開となった。米国で前日の取引終了後に発表されたメタ(旧グーグル)の決算が失望され、同社を含むSNS(交流サイト)関連銘柄が時間外取引で揃って急落。東京市場でもIT・インターネット関連を中心としたグロース(成長)株への警戒感が強まり、マザーズ市場はその影響を強く受けた。なお、マザーズ指数は5日ぶり大幅反落、終値でも4%超の下落となった。売買代金は概算で1395.28億円。騰落数は、値上がり72銘柄、値下がり339銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、時価総額トップのメルカリ<4385>が5%超の下落。引け後に決算発表が控えていたことも手仕舞い売りにつながったようだ。その他時価総額上位もビジョナル<
4194>、SOSEI<4565>など全般軟調で、フリー<4478>やJTOWER<4485>は10%
下落した。また、昨年12月上場で比較的強い値動きを見せていたヒュウガプライマ<7133>は利益確定売りが広がり、下落率トップとなった。一方、売買代金上位のFRONTEO<2158>、アスカネット<2438>、Enjin<7370>は上昇。ユミルリンク<4372>
は前期業績の上方修正が好感されて急伸。またグローバルW<3936>が上昇率トップとなった。
 なお、本日マザーズに新規上場したリカバリー<9214>は公開価格を14%下回る初値を付けた。2022年最初のIPO(新規株式公開)だった。
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