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マザーズ指数は続伸、時価総額上位の綱引きで小動き、値上がり率トップはアールプランナー


 本日のマザーズ指数は、米ダウやマザーズ先物が下落した流れを引き継ぎ、反落でスタートした。寄り付き後は、マイナス圏でスタートした時価総額上位のメルカリ<4385>やフリー<4478>などがプラスに転じて相場を下支えし、マザーズ指数は上げ幅を拡大し堅調な推移となった。なお、プレミアアンチエイジング<4934>、ヘリオス<4593>、ウェルスナビ<7342>など時価総額上位の銘柄が下落して相場の重しとなり、一時は上げ幅を縮小する場面があったがマザーズ先物は、再び上げ幅を拡大し、本日の高値で取引を終了した。日足チャートでは、75日線を維持する陽線となったが、時価総額上位の銘柄が綱引きをして、全体としては小動きにとどまったようだ。
 マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1675.70億円。騰落数は、値上がり224銘柄、値下がり130銘柄、変わらず26銘柄となった。
 個別では、6日に発表した第2四半期の上方修正が引き続き好感されているアールプランナー<2983>は業績の先行きへの期待感からストップ高となった。また、先週末に発表された21年9月通期予想の上方修正を引き続き好感しているキャリア<6198>は好業績を評価されストップ高となった。そのほか、アディッシュ<7093>、和心<9271>、日本電解<5759>が高い。一方、7日に年初来高値を付けた高値警戒感からグローバルウェイ<3936>が目先の需給悪化を警戒し17%を超える下落となった。また、昨日に22年1月第2四半期の営業損益を1.96億円の赤字と発表したピースリー<6696>は11%を超える下落となった。そのほか、サンバイオ<4592>、ヘリオス、Enjin<7370>が安い。
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