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マザーズ指数は小幅続落、IPOラキールが初値後ストップ高


 本日のマザーズ市場では、主力大型株や先物の売りで日経平均が軟調となる一方、好業績銘柄や直近IPO(新規株式公開)銘柄を中心とした中小型株物色は活発で、マザーズ指数の下落は相対的に軽微だった。もっとも、週末とあって上値を試すような動きとまではならなかった。なお、マザーズ指数は小幅続落、売買代金は概算で1803.86億円。騰落数は、値上がり186銘柄、値下がり155銘柄、変わらず28銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>やJMDC<4483>が小安く、フリー<4478>は軟調。売買代金上位ではEnjin<7370>、Pアンチエイジ<4934>、アイドマHD<
7373>が利益確定売りに押された。また、第1四半期決算が減益となったロゼッタ<6182>は下落率トップとなった。一方、直近上場のベイシス<4068>が売買代金トップでストップ高。ステムセル研究所<7096>、NPC<6255>、関通<9326>も買い優勢だった。決算発表銘柄ではビザスク<4490>が急伸し、きずなHD<7086>は買い気配のままストップ高比例配分となった。
 なお、本日マザーズに新規上場したラキール<4074>は公開価格を77%上回る初値を付けると、ストップ高水準で初日の取引を終えた。
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