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マザーズ指数は6日ぶり反落、ワクチン期待で景気敏感株シフト、エヌピーシー逆行高


本日のマザーズ市場では、利益確定の売りが広がった。週前半はマザーズ指数が日足チャート上で三角もち合い上放れの動きを見せてきたことから、主力株を中心に買いが入っていた。ただ、前日あたりから上値の重さが意識されるようになったうえ、本日は新型コロナウイルスワクチンの普及期待を手掛かりに景気敏感株へ物色が向かい、新興株は軟調な展開を強いられた。なお、マザーズ指数は6日ぶり反落、売買代金は概算で1778.53億円。騰落数は、値上がり86銘柄、値下がり236銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別では、メルカリ<4385>、フリー<4478>などの時価総額上位や、JTOWER<4485>、AIinside<4488>などの売買代金上位が軒並み軟調。特にBASE<4477>とラクス<3923>はともに8%超下落し、軟調ぶりが目立った。また、直近大きく値を上げていたアライドアーキ<6081>は利益確定売りが広がり、下落率トップとなった。一方、エヌ・ピー・シー<6255>が大幅に6日続伸し、売買代金で2位、上昇率で1位にランクインした。ほかにニューラル<4056>などが堅調で、アンジェス<4563>は小幅に上昇。ベルトラ<7048>や旅工房<6548>といった旅行関連株の上げが目立った。また、アーキテクツSJ<6085>は連日のストップ高となった。



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