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マザーズ指数は続伸、日経平均こう着のなか関心向かう、IPOのGA TECHの初値は約2.3倍


 本日のマザーズ指数は続伸した。前日の米国株高を背景に堅調なスタートとなった日経平均が、本格化する主要企業の4-6月期決算を前に5日移動平均線水準でのこう着となるなか、次第に値動きの軽い中小型株へと市場の関心が向かう格好となった。なかでも、指数インパクトの大きいミクシィ<2121>がけん引役となったほか、直近IPO銘柄でマザーズ時価総額トップ、第2位のメルカリ<4385>やMTG<7806>の上昇も個人投資家心理における支援材料となり、マザーズ指数は25日線を上抜ける展開となった。なお、売買代金は概算で762.39億円。騰落数は、値上がり158銘柄、値下がり92銘柄、変わらず8銘柄となった。
 値上がり率上位銘柄では、JMC<5704>やジェネレーションパス<3195>がストップ高比例配分となったほか、グローバルウェイ<3936>やメディアシーク<4824>などが2ケタ上昇になった。JMCは、18年12月期の上期(1-6月)業績の上方修正を発表したことが材料視された。
売買代金上位銘柄では、直近IPOのメルカリ<4385>やMTG<7806>が堅調となったほか、ALBERT<3906>やクラウドワークス<3900>、時価総額上位銘柄のミクシィ<2121>やJIA<7172>などが上昇した。一方で、前日にIPOしたバンクオブイノベーション<4393>は、朝方こそ買いが先行したが次第に換金売りが優勢となりマイナスに転じた。そのほか、データセクション<
3905>、そーせい<4565>、ホットリンク<3680>なども軟調であった。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したGA TECH<3491>は、公開価格2510円の約2.3倍となる5780円での初値形成となった。


<SK>

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