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マザーズ指数は3日ぶり反発、買い安心感広がる、IPOアセンテックは初値持ち越し


 本日のマザーズ市場では、北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感が後退し、日経平均が節目の19000円台を回復するなか、買い戻しや押し目買いが優勢となった。主力株のほか、前日軟調だった直近IPO銘柄が強い切り返しを見せ、相場をけん引した。なお、マザーズ指数は3日ぶり反発、売買代金は概算で915.90億円。騰落数は、値上がり195銘柄、値下がり36銘柄、変わらず7銘柄となった。マザーズ指数は再び1000pt台を回復して本日の取引を終えている。
 個別では、直近IPO銘柄の旅工房<6548>やテモナ<3985>がストップ高まで買われ、TKP
<3479>やファイズ<9325>も10%を超える大幅高となった。ファイズはヤマト運輸の運賃値上げ方針が伝わり思惑買いが向かったようだ。名鉄<9048>との業務提携を発表したIIF<
6545>はストップ高比例配分。その他、アカツキ<3932>、SOSEI<4565>、ミクシィ<2121>、ドリコム<3793>、DDS<3782>などが上昇した。一方、GNI<2160>やサイバーS<3810>が小安く、エニグモ<3665>、モバファク<3912>などが軟調。また、従前人気だった直近IPO銘柄のソレイジア<4597>が大きく売られ、マザーズ下落率トップとなった。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したアセンテック<3565>は買い気配のまま初値が付かなかった。


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