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マザーズ指数は6日ぶり反落、1000pt回復に伴う短期的な達成感も強まる


 本日のマザーズ市場では、朝方から利食い売りが先行する形になった。外部環境では為替の円安などが追い風となったものの、日経平均の上値は重く、次第に週末要因からの手仕舞い売り圧力が強まっていった。前日に約半年ぶりの節目1000ptを回復したことで、短期的な達成感が強まったことも逆風になったとみられる。なお、マザーズ指数は6日ぶり反落、売買代金は概算で945.31億円。騰落数は、値上がり89銘柄、値下がり121銘柄、変わらず16銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのメタップス<6172>が続落、新株予約権等の発行による資金調達で希薄化懸念が強まった。前日ストップ高のサイバーS<3810>は一転して急反落。SOSEI<4565>、ミクシィ<2121>などの時価総額上位銘柄もさえない。マイネット<3928>、Gunosy<6047>、イグニス<3689>なども軟調。一方、リネットジャパン<3556>は小池都政の追い風期待が続いて上値追い継続。データセク<3905>は子会社が海外で調査サービスを始めると報道が好感され、キャリア<6198>は1:2の株式分割実施が好材料視される。リネットジャパン<3556>、フィル・カンパニー<3267>、スタジオアタオ<3550>なども買われた。


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