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食費節約のため週1回まとめ買いするので、わが家の冷蔵庫はいつも食材でぎっしり。夫は「入れる量で電気代なんて変わらない」と言いますが、本当に差はない? 詰め込みすぎない場合と比べ、年間の電気代はいくら変わるのでしょうか?


食費節約のため週1回まとめ買いするので、わが家の冷蔵庫はいつも食材でぎっしり。夫は「入れる量で電気代なんて変わらない」と言いますが、本当に差はない? 詰め込みすぎない場合と比べ、年間の電気代はいくら変わるのでしょうか?

冷蔵庫に食品を詰め込みすぎると電気代が高くなる可能性


冷蔵庫は、食品をたくさん入れても電気代が変わらないわけではありません。冷蔵室に食品を詰め込みすぎると、冷気がうまく循環しにくくなります。その結果、庫内を十分に冷やすために余分な電気を消費する可能性があります。

 

また、食品が多いと奥に何が入っているのか分かりにくくなります。目当ての食品を探すためにドアを長く開けていると、冷気が外へ逃げてしまう点にも注意が必要です。

 

経済産業省資源エネルギー庁によると、冷蔵庫を開けている時間を20秒から10秒に短縮すると、年間6.10kWhの省エネとなり、電気代を約190円節約できます。また、無駄な開閉を減らした場合は年間10.40kWhの省エネとなり、約320円の節約につながります。

 

冷蔵庫を整理しておけば食品をすぐ見つけやすくなるため、詰め込みすぎを防ぐだけでなく、ドアを開ける時間の短縮にもつながるでしょう。

 


中身を半分にすると年間の電気代を約1360円節約できるケースも


同じく経済産業省資源エネルギー庁では、冷蔵庫に食品を詰め込んだ場合と、中身を半分にした場合を比較しています。中身を半分にすると年間43.84kWhの省エネとなり、年間の電気代は約1360円安くなるとされています。1ヶ月当たりでは約113円です。

 

月単位では大きな金額に感じないかもしれません。しかし、冷蔵庫は基本的に24時間稼働しているため、一度整理して適切な収納量を保てば、日常生活で大きな手間をかけずに節約を続けられます。

 

ただし、年間約1360円は一定の条件で計算された目安です。実際の電気代は、冷蔵庫の性能や使い方、契約している電気料金などによって異なります。「中身を半分にすれば必ず1000円以上安くなる」のではなく、詰め込みすぎを避けた場合の節約効果の目安として考えましょう。

 


まとめ買いを続けながら冷蔵庫の電気代を抑える方法


電気代を抑えるために、週1回のまとめ買いそのものをやめる必要はありません。食品の保存場所を工夫すれば、まとめ買いと節電を両立できます。

 

まず、冷蔵する必要がない食品が入っていないか確認しましょう。経済産業省資源エネルギー庁は、未開封の缶詰やびん詰、調味料など、常温保存できるものは冷蔵庫から出すよう案内しています。買い物から帰ったときに保存場所を分ければ、冷蔵室に余裕を作れます。

 

また、冷蔵室と冷凍室では食品の入れ方が異なる点も重要です。消費者庁は、冷蔵庫は詰め込みすぎないようにする一方、冷凍庫は隙間ができないように詰めることをすすめています。

 

例えば、まとめ買いした肉や魚のうち数日以内に使わない分は、小分けして冷凍する方法があります。冷蔵室にすべて入れるのではなく、冷凍室も活用すれば、まとめ買いを続けながら冷蔵室の詰め込みすぎを防ぎやすくなるでしょう。

 


まとめ


「冷蔵庫に入れる量で電気代は変わらない」というわけではありません。経済産業省資源エネルギー庁の試算では、食品を詰め込んだ場合と中身を半分にした場合では、年間の電気代に約1360円の差があります。

 

週1回のまとめ買いを続ける場合も、冷蔵室にすべてを詰め込む必要はありません。常温保存できる食品は外へ出し、長く保存したい肉や魚などは冷凍室を活用するとよいでしょう。

 

まとめ買いによる食費の節約効果を生かしながら、冷蔵庫の中も定期的に整理することで、食費と電気代の両方を無理なく抑えられるでしょう。

 


出典


経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約 冷蔵庫

消費者庁 食品ロス削減ガイドブック(令和7年度版)(74~75ページ)

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー


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