
企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁、以下AIデータ社)は、農業法人・JA・食品メーカー・農業関連行政・アグリテック企業向けに、GX農法の“見える化” と“特許化” を支援する統合プラットフォーム「AI孔明 on IDX × Tokkyo for Agri-GX」の提供を開始しました。
有機農法・スマート施肥・再生農業など、持続可能な農業技術が増える一方で、「どの技術がどれだけCO2を削減しているのか」、「その実践が誰のもので、どう保護されるのか」が可視化されていない現状が続いています。
【現場で直面している課題】
● 圃場ごとの気候・土壌・収量データがバラバラで、MRV(計測・報告・検証)に対応できない
● 有機農法や地域独自の施肥・栽培ノウハウがマニュアル化されず、人依存・属人化
● 他の農場や企業に技術を真似されてしまい、差別化・競争力にならない
● カーボンクレジット制度の対象になるかどうか判断が難しい
【AI孔明 on IDX × Tokkyoの機能概要】
1. 農場データの時系列統合と安全な管理(IDX)
→ 気温・水分・CO2濃度、灌漑・施肥・作付履歴、収穫データを時系列に記録。
複数圃場の比較・管理にも対応。証跡付きでMRV対応に。
2. 脱炭素農法の技術要素を特許化し、ブランド力に変換(Tokkyo)
→ 有機農法の工夫、スマート施肥装置、作付ローテーションのロジックなどを技術出願し、
農法そのものの差別化と他者による模倣防止に。
3. 「どの営農行動が脱炭素に寄与したか」をAIが言語化・構造化(AI孔明)
→ 圃場で行われた施肥・耕起・水管理・被覆資材の使用などの作業記録を読み取り、炭素収支に関連する行動だけを自動抽出・分類
例:「今年は無施肥区を2割導入し、有機物還元率を20%高めた」など、CO2削減に関係のあるアクションを定性的に「見える化」
■ 導入による効果予測
担当領域 Before(導入前の課題) After(導入後の変化)
農場運営: 気象や施肥データが紙・口頭・感覚に依存・・ 記録・一元管理(IDX)
ブランド構築: 地域農法を真似されやすい・・・・・・・ 特許出願で技術・手法に明確な保護(Tokkyo)
ESG・GX評価:CO2削減実績の数値証明が困難・・・・・ AIによる削減評価+報告書自動生成(AI孔明)
事業継承:ノウハウが特定の人に依存・・・・・・・・・ 農法が知財化+デジタルマニュアル化で継承可能
■ 詳細、お問い合わせ・無料トライアル申し込みはこちら
https://www.idx.jp/gx/
■ 今後の展望
● 農地台帳・水利台帳・衛星画像との連携によるGX農法デジタルツイン構築
● 食品メーカーとの「低CO2原料」連携によるトレーサビリティ強化
● 農業高校・大学・農業研修機関との連携によるスマート農法教育の標準化
■ 現場の声
「実際にCO2を減らしてるのに“証明できない農法”と言われて悔しい」
「うちの施肥法は他と違うのに、記録も残らず他に使われているだけ」
「GX農業をやってるつもりでも、報告書が作れずクレジット対象外にされる」
【AIデータ株式会社について】
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本: 1億円(資本準備金15億2500万円)
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。1万社以上の企業、100万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。
また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000326254&id=bodyimage2】
配信元企業:AIデータ株式会社
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