
企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁、以下AIデータ社)は、生成AI × 法務ナレッジ活用の次世代業務支援ソリューション「AI孔明 on IDX」において、法務・弁護士業界向けナレッジチームドライブ(ナレッジRAGドライブ)をリリースいたしました。
本ソリューションは、契約書テンプレート、条文解釈DB、過去判例、社内リーガルQA、契約リスク分析レポートなどを体系的に整理し、AIがその情報を文脈的に参照・要約・回答するRAG(検索拡張生成)型ナレッジAIとして構成されています。複雑かつ専門性の高い法務業務において、文章理解と法的文脈の把握が求められる領域で、AI孔明は事例・条文・契約構造をまたいで自然文で説明できることが特長です。
■ 活用例
● 「この契約条項における瑕疵担保責任の解釈は?」
● 「このNDAに競業避止義務を追加したいがテンプレートはあるか?」
● 「◯◯条文に関する過去の最高裁判例を要約して」
● 「業法改正前後でのリスク評価レポートを確認したい」
● 「社内向けにFAQとして整備したいリーガルQAを整理して」
これらの実務に即した質問に対して、AI孔明は即座にドキュメントを検索・要約。そして、IDX内に格納されたファイルを元に生成することで、ドラフト内容についての出典を明らかにでき、ガバナンスの効いたAI活用を実現できます。
■ 格納対象ナレッジ構成(法務向け)
● 契約書テンプレート(NDA/業務委託/秘密保持など)
● 条文解釈データベース(社内整理文書や法令コメント)
● 過去判例・裁判例データ(上場企業対応/トラブル対応)
● 社内リーガルQ&A(事例別/業法別)
● 契約リスク分析レポート・対応履歴
● コンプライアンスチェックリスト・条文比較表
■ ナレッジチームドライブの特長
● チームドライブをRAG優先領域に指定し、生成AIの回答精度を向上
● 文書の構造・タグ・命名規則により、AIが法的文脈を把握
● 「この回答は『契約ガイドライン2023年版.pdf』に基づいています」など出典証明が可能
● 法務部・顧問弁護士・外部弁護士間の情報共有基盤としても活用可能
● 「テンプレート差し込むだけ」で導入可能なSaaS構成
■ 導入メリット
● 契約・判例・条文の調査時間を大幅削減し、より戦略的業務に集中可能
● 属人化された法的判断をナレッジ化・共有化できる仕組みを構築
● 社内Q&Aや社内教育の質とスピードを底上げする自動化基盤
● ガバナンスと法務コンプライアンス強化を推進できるデジタルインフラ
■ お問い合わせ・無料トライアル申し込みはこちら
https://www.idx.jp/case/law/
■ 今後の展開
建設業への導入を皮切りに、今後はインフラ保守、再開発事業、海外プロジェクト支援などへの展開も視野に入れています。ナレッジチームドライブ構造は多言語対応やBIM/IFCファイル連携も視野に、さらなる発展を続けてまいります。
【AIデータ株式会社について】
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本: 1億円(資本準備金15億2500万円)
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。1万社以上の企業、100万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。
また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000326163&id=bodyimage2】
配信元企業:AIデータ株式会社
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