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ロックウェル オートメーション ジャパン、工場スケールの仮想制御テストを実現する「Emulate3D Factory Test」を日本市場で提供開始


Emulate3D 2025年アップデートにともなう新機能も順次、日本市場で提供予定

産業オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーであるロックウェル・オートメーションの日本法人、ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社(本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 矢田 智巳、以下「ロックウェル・オートメーション」)は、本日、3DシミュレーションソフトウェアであるEmulate3D(R)のFactory Test(TM)機能(以下「Emulate3D Factory Test」)を日本市場で提供開始することを発表しました。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000325147&id=bodyimage1


提供背景
日本の製造業では、スマートファクトリー化やデジタルツイン技術の導入が加速しており、先日発表した第10回スマートマニュファクチャリングの実態に関する報告書(*1)においても、「デジタルツイン、シミュレーション、エミュレーション」へ投資する割合が、日本が世界一である状況が分かりました。
製造装置やライン単位での仮想検証を実現する「Emulate3D」はこれまでも日本市場においてお問合せが増加していましたが、工場全体を対象とした統合的なシミュレーションやエミュレーションに対するニーズも高まってきました。こうした市場の変化に対応するため、ロックウェル・オートメーションは、工場スケールでの高忠実度なデジタルツインとAI駆動型シミュレーションを実現する「Emulate3D Factory Test」について、このほど日本市場での提供を開始しました。
「Emulate3D Factory Test」は今年3月に米国で開催されたNVIDIAの年次イベント「NVIDIA GTC 2025」で初披露されましたが、今回の日本市場への展開によって、国内のお客様に工場全体のプロセ最適化や製造トラブルの予測、生産性と品質の向上を強力に支援することが可能になりました。

(*1)第10回スマートマニュファクチャリングの実態に関する報告書
https://www.rockwellautomation.com/ja-jp/capabilities/digital-transformation/state-of-smart-manufacturing2.html


Emulate3D Factory Testの主な機能
Emulate3D Factory Testは、モジュール式モデリング手法で機械、電気、制御、プロセス、ロボット、デバイスの動作モデルをそれぞれ構築・検証し、これらを1つのデジタルツインに組み合わせることで、十分な忠実性を備えた工場スケールの環境をモデル化することができます。主な機能として下記を搭載しています。
・マルチモデルオーケストレーション:複数のシステムモデルを同期して工場スケールのテストが可能
・DevOpsワークフロー:バージョン管理、テスト、配備を合理化し、関係者全員が最新バージョンで作業することにより変更をリアルタイムに追跡可能
・テストランナー:大規模な生産工程の反復自動テストが可能
・フォルトフレームワーク:仮想環境でトラブルのシナリオをシミュレーションしてシステム耐性を評価


Emulate3Dの概要
デジタル設計ライフサイクルを実現するEmulate3Dは、CAD(コンピュータ・エイデッド・デザイン)データのインポートやPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)との接続により、設計段階から制御ロジックの検証までを効率的に行うことが可能なソフトウェアです。デモンストレーション(モデル構築)、シミュレーション(仮想実験)、エミュレーション(デジタルツインによる動作テストおよびデバッグ)の仮想検証を経ることで、開発期間の短縮やトラブルの削減、品質向上を実現します。
Emulate3Dは多様な製造分野に対応しており、プロセス制御(オイル・ガス・化学・金属・水処理などの連続加工)、ディスクリート制御(自動車・タイヤ・物流・倉庫などの組立・搬送)、およびハイブリッド制御(食品・飲料・日用品・医薬品などの混合環境)といった幅広い業種での仮想テストを支援します。Emulate3Dに関する詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.rockwellautomation.com/ja-jp/products/software/factorytalk/designsuite/emulate3d-digital-twin.html


Emulate3Dに搭載された新機能
Emulate3Dは今年4月に2025年アップデートとしてFactory Test機能を追加しましたが、そのほか、新エンジンを搭載した高速レンダリング機能、タンク&パイプの自動作成機能、制御盤との接続のシミュレーション機能、カスタマイズ可能な自律走行搬送ロボット機能といった機能が新たに搭載されています。これらの新機能は、日本のお客様向けにも順次提供を開始する予定です。


ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、2024年度末現在約27,000名の社員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。
https://www.rockwellautomation.com/ja-jp



配信元企業:ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社
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