
※本アンケートは、美容師に言われた言葉で傷ついた・嫌だった経験がある方のみを対象としております。
■調査概要
調査対象: 全国の20代~50代の男女
回答数: 100名
調査期間: 2025年7月9日 ~ 2025年7月10日
調査方法: インターネット調査
調査結果URL: https://hairlog.jp/special/article/14870
■4割以上が「髪質や毛量」についての言葉で傷ついた経験あり
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000324949&id=bodyimage1】
「美容師に言われた言葉で傷ついた・嫌だったことを教えてください」の質問では、『髪質や毛量について』が43%、『希望した髪型や現在のスタイルについて』が18%、『プライベートな話題について』が9%、『頭や顔の形について』が9%、『見た目や体型について』が4%、『性格や人柄について』が4%、そのほかの回答が13%という結果となりました。
以下に、実際に言われた言葉やエピソードをご紹介します。
《髪質や毛量について》
・髪質がかたく、毛量が多くまとまりにくいことを気にしているのに「すごい髪の量だね、乾かすの大変でしょ」と言われました。(50代/女性/神奈川県/専業主婦)
・初めて行った美容室で、施術後に「髪の毛がピンピン出てくるのは髪が傷んでいる証拠ですよ!」と言われ、傷つきました。(40代/女性/島根県/無職)
・髪型のリクエストをした後で、「だいぶ薄いですね、その髪型はちょっと合わないかも」と言われたこと(50代/男性/兵庫県/正社員)
・毛が硬いのですが、美容師が笑いながら「やだ!手のひらに髪がささっちゃった!」と短い剛毛が突き刺さっているさまを私自身に見せてくれたときは内心ちょっと傷つきました。(30代/女性/神奈川県/専業主婦)
・髪が傷んでいると何度も言われ、しまいには「ちゃんと乾かしてますか?」と言われた。髪質なのに。(30代/女性/兵庫県/専業主婦)
《希望した髪型や現在のスタイルについて》
・こちらが髪型をオーダーしたら「お客さんの顔に合う髪型じゃないですね(笑)まあ、がんばってはみますけど」と小馬鹿にしたような口ぶりで言われたこと(40代/女性/東京都/正社員)
・ある髪型をやってみたいと雑誌の切りぬきを持っていったら「無理ですね」と平凡なショートカットにされました。(40代/女性/岐阜県/パート、アルバイト)
・希望の髪型の切り抜きを持参して要望を伝えたら「無理だね?」の一言。せめて近付ける努力はして欲しかったです。(30代/女性/北海道/パート、アルバイト)
・前髪をシースルーにしたいと伝えたら、似合わないと言われた。それと、「シースルーって昔流行ったやつだよ?」とバカにした感じで笑われた。(30代/女性/福岡県/専業主婦)
《プライベートな話題について》
・「今日はお仕事はお休みですか?」とよく聞かれます。「働いてないんで」っていつも言っています。「じゃあおうちのことやられてるんですね」って必ず言われます。専業主婦ってだめなのかなっていつも思います。(40代/女性/埼玉県/専業主婦)
・私は持病があり体調が不安定なのですが、初めて行った美容院で「○○(病名)ですか?」と私から話してもいないのに病名や症状のことを聞かれたことが嫌だなと感じました。(30代/女性/香川県/自営業、自由業)
・体調を崩して働けていない時に美容院で「お仕事何されているんですか?」と聞かれて、「働いてないんです(笑)」と言ったらその後気まずい空気が流れたことがあり、辛いなと思いました。(40代/女性/熊本県/パート、アルバイト)
《頭や顔の形について》
・「頭の形が悪いですね」って気になってることを言われたこと(20代/女性/宮城県/パート、アルバイト)
・まだ20代の時でしたが、おでこが広くて面長だと言われたことです。(30代/女性/千葉県/正社員)
・「顔が大きいのでできるだけ顔が小さく見える髪型にしてもらいたいです。」と言うと「たしかに!」と言われて落ち込みました。(30代/女性/埼玉県/パート、アルバイト)
《見た目や体型について》
・「疲れてる?ちょっとやせすぎだから髪型もこれだとバランスが…」みたいなことを言われそっとしておいてほしかったので少し傷つきました。(40代/女性/奈良県/無職)
・「アトピー肌ですね」と言われた。(40代/女性/大阪府/正社員)
・うなじの毛をシェーバーで当たり前のように処理していましたが、年配の男性美容師に「こんなジョリジョリしてた?こんなの剃らなくていいんだから放っておけば。ジョリジョリして変だよ」と大笑いされて嫌だったし傷つきました。(40代/女性/青森県/専業主婦)
《性格や人柄について》
・要望を伝えるときにしどろもどろになった際に、「あなたは日本人ですか?日本語喋れますか?〇〇はありえないんだよ。」と言われて日本人なのにバカにされたかのようなことがあった。(20代/男性/静岡県/パート、アルバイト)
・相槌めんどいなと思っていたら「次はもう少し喋りましょうか!」と言われたこと。(30代/女性/鹿児島県/パート、アルバイト)
・美容師に何度も話しかけられていたが、あまり愛想良く返さなかったからなのか、「お客さん無口ですね」と軽く言われた。(40代/男性/東京都/パート、アルバイト)
《その他の回答》
・初めての美容室に行った際、友達の美容師に切ってもらったと伝えると、「中々下手くそな美容師なので絶対行かないほうがいいですよ」とスラッと言われ、友達が貶されていると思いとても嫌で不快であった。(20代/男性/東京都/正社員)
・「15cmくらい切ってボブにしてください」とお願いしたら、「大分短くなりますけど、ご主人には言ってあるのですか?」と聞かれた。なぜ髪型を変えるだけで夫にお伺いを立てないといけないのかと腹が立った。(30代/女性/兵庫県/パート、アルバイト)
・「芸能人が着る洋服みたいですね」と言って服をいじられたこと(20代/男性/東京都/正社員)
■まとめ
「美容師に言われた言葉で傷ついた・嫌だったことを教えてください」のアンケート調査を行ったところ、4割以上の人から『髪質や毛量』に関する回答が寄せられ、他の回答を大きく上回る結果となりました。
実際に言われた言葉としては、「すごい髪の量ですね」「ギシギシしていますね」「髪の毛が扱いづらい」「頭頂部が薄いですね」など、髪の状態をストレートに(無神経に)指摘する言葉が多く見られました。軽い冗談のつもりでも、受け手にとっては思わぬ心の傷になるケースも少なくないようです。
また、希望するヘアスタイルについて「できない」「似合わない」とはっきり断られたり、職業などのプライベートな質問に対して傷ついたという意見も多く寄せられました。
美容室は髪を扱う場所であり、髪質や毛量について話すことは最低限必要なコミュニケーションです。
しかしながら、その際に使う言葉遣いには細やかな配慮が求められ、一見、相手を傷つける意図がなくても、不快感や心の傷を負わせることもあります。
美容師には施術の技術だけでなく、相手の気持ちを尊重した言葉遣いも同じくらい重要かもしれませんね。
■調査結果の引用・転載について
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