
第5報となる今回は、「夫婦喧嘩のあとの仲直り方法」「謝るのはどちらか」「仲直りまでにかかる時間」などにフォーカス。
“怒りの瞬間“ではなく、“関係を戻す瞬間“に注目し、夫婦の再構築のリアルを探りました。
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■ もっとも多い仲直り方法は「自然解消」──男性は“謝る“、女性は“話し合いたい”
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無視をせずに夫婦喧嘩をしたと回答した1,063人に、仲直り方法を尋ねたところ、最多は「どちらからともなく仲直りする」(44.78%)。
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一方で、男女差の出たのは謝罪のスタンス。
・男性は「自分から謝る」が過半数(51.23%)
・女性は「お互い納得するまで話し合う」が26.12%と最多項目の一つに
喧嘩の原因は“夫にある“という過去調査結果(第1報)とも整合し、夫が折れることで関係を修復している傾向が見て取れます。
■ 年齢を重ねるほど“自然に仲直り“が増加──言葉より“時間“が潤滑剤?
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年代別では、20~30代は「謝る・話し合う」が主流なのに対し、40~50代では「どちらからともなく仲直りする」割合が増加。
長年の付き合いの中で、言葉より“空気感“や”いつもの生活“で自然に和解する夫婦が多いと見られます。
一方、「スキンシップ」「お菓子や好物を差し出す」などの行動型仲直りは年齢とともに減少傾向にありました。
■ 仲直りまでの“時間感覚“──半数が「当日中」、でも一部は「半年以上謝らない」
喧嘩後に仲直りするまでの時間を聞いたところ、
・「当日中に仲直り」…50.33%
・「翌日中」…20.98%
・「3日以内」…9.88%
と、約8割の夫婦が3日以内に関係を修復していることが判明。
しかし一方で、
・「半年くらい」…1.51%
・「それ以上」…1.88%
・「未だに仲直りしていない」…6.11%
と、“許さない夫婦“も一定数存在することが明らかに。長年のわだかまりや地雷を踏んだ記憶が尾を引いているケースも見受けられました。
■ 仲裁は8割が“なし“──夫婦喧嘩は“誰にも頼らず、二人で終わらせる“が主流
喧嘩時に「誰かに仲裁してもらった経験があるか」を尋ねたところ、「ない」が81.09%と圧倒的多数。
仲裁してもらった経験がある人の中では、
・「自分の親」…5.64%
・「配偶者の友人」「子ども」「共通の知人」…2~3%程度
と、夫婦間のもつれは“外に頼らず処理する“という風潮が根強いことがわかりました。
■ まとめ:「喧嘩のあとの空気」は、関係の質を映し出す鏡
夫婦喧嘩をどう終わらせるか──その手段にこそ、夫婦の成熟度があらわれるのかもしれません。
「自然と元通りに戻る」夫婦もいれば、「半年以上口をきかない」関係も存在する。
そして、「未だに仲直りしていない」という声も6%以上にのぼり、沈黙のしこりが家庭に居座っている夫婦も少なくないことが浮き彫りになりました。
【 次回予告】「子どもの前での夫婦喧嘩」──影響は?フォローは?家庭内の空気を子どもはどう受け止めている?
第6報では、「子どもの前での夫婦喧嘩」をテーマに調査を実施。
「どのような影響があったか」「その後どんなフォローをしたか」など、親の対立が家庭に与える影響を探ります。
【調査概要】
調査期間:2025年2月18日
対象者:全国の既婚男女3000人(男性:1,386人・女性:1,614人)
年代内訳:20代118人/30代573人/40代1,087人/50代1,222人
調査方法:インターネット調査(Freeasy利用)
引用元データ:https://kikonclub.com/questionnaires/20
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