
◆ はじめに
50代の人々は、日常的に検索エンジンを使う際、単語検索と複数ワード検索をどのように使い分けているのでしょうか?
また、単語検索と複数ワード検索は、どのような場面や目的で使い分けられ、もし求める情報が得られなかった場合には、どのような行動を取るのでしょうか?
これらの疑問を明らかにするため、2025年2月12日に【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した(注1)ランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、50代の男女150名を対象に「単語検索vs.複数ワード検索の実態」に関する独自調査を実施しました。
この調査では50代の検索行動について以下の4点を多角的に分析しました。本記事では、これらの視点から浮かび上がった50代の“検索のリアル”をご紹介します。
【調査1】単語検索(例:「美容院」)を利用する主な理由
【調査2】複数ワード検索(例:「美容院 東京」など)を利用する主な理由
【調査3】複数ワード検索の結果が想定とずれた際に生じる感情
【調査4】複数ワード検索で目的の情報が得られない場合の行動
※尚、本アンケート調査の内容は前編・後編に分けて公開しています。
▼後編はこちら
https://www.dreamnews.jp/press/0000316122/
(注1)2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。
調査結果1:単語検索(例:美容院)を行う主な理由は何ですか?※複数選択可(注2)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000316041&id=bodyimage1】
(注2)本設問は複数選択可能ですが、回答を3つまでに制限しています。これにより、より明確に単語検索を行う理由を把握することを意図しています。
最も多かった回答は「目的が明確でなく、ざっくりと情報を収集したい」(39.3%)でした。50代の方々は、まずは単語一つで広範な情報を概観し、そこから方向性を定めたいという意図がうかがえます。
次いで「検索ワードの意味や概要を把握したい」(36%)、「単語でも求めている結果を調べることができている」(30.7%)がほぼ同水準で続き、細かな条件を指定しなくても、単語検索だけで十分に必要な情報にたどり着けるという実感があるようです。
また、「位置情報などから近隣の店舗・サービスが表示されることを期待している」(30%)、「検索の初期段階として関連ワードのアイデアを探るため」(28.7%)など、単語検索で得られる思わぬヒントや周辺情報に期待する声も目立ちます。
一方、「複数ワードが思い浮かばない」(13.3%)という回答も一定数あり、検索キーワードを細かく組み立てるより、とりあえず単語を入力してみるケースもあると考えられます。
調査結果2:複数のワード(例:「美容院+東京・駅近・夜遅く・口コミ」など)を使って検索する主な理由は何ですか?(注3)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000316041&id=bodyimage2】
(注3)本設問は複数選択可能ですが、回答を3つまでに制限しています。これにより、より明確に複数のワードを使って検索する理由を把握することを意図しています。
最も多かった回答は「より具体的な情報を得たい」(68%)でした。50代の方々は、単語検索だけでは網羅しきれない情報を補うために複数ワードを組み合わせ、ニーズにより合致した詳細な情報を入手しようとしていると言えそうです。
次いで「目的地や条件を絞り込みたい」(44%)、「不要な検索結果を排除したい」(34%)が続きます。必要な条件や目的を複数ワードに反映させることで、自分に必要な情報だけを効率良く得たい意図がうかがえます。
また、「単語だけでは求める情報が得にくい」(19.3%)という回答も一定数見られ、単語検索よりも具体的・実践的なキーワード入力が結果の満足度を高めている様子がうかがえます。
一方、「口コミや評価を重視している」(13.3%)や「特に意識せず、自然に複数ワードを使ってしまう」(10%)といった回答もあり、検索慣れや第三者の評価を参考にしたい思いが垣間見えます。
執筆者:城下透子
ランクエスト ライティングチーム編集長
東北芸術工科大学芸術学部文芸学科を卒業後、雑誌・書籍編集プロダクションに入社し、紙媒体での編集業務に携わる。その後、株式会社ecloreに入社。
SEOコラムやインタビュー記事、サービスページなどを執筆し、【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した実績(注1)を持つ。座右の銘は、「“言う”と“伝える”は異なる」。
調査概要
調査日: 2025年2月12日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 150名
調査対象: 50代の男女
<<調査結果の利用条件>>
1.情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/
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