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Microchip社、NVIDIA Holoscanでリアルタイム エッジAIを加速


Microchip Technologyは、NVIDIA Holoscanセンサ処理プラットフォームに対応するPolarFire FPGA Ethernetセンサブリッジを発表しました。この新しいソリューションは、高効率な電力消費、低レイテンシー、リアルタイムAI処理を実現し、様々なセンサーやプロトコルに対応しています。特に、NVIDIA Holoscanとの統合により、エッジAIアプリケーションの設計と開発を効率化します。センサブリッジは、PolarFire FPGAの特性を活かし、医療、産業、車載市場などにおけるAIの活用を促進します。さらに、セキュリティとSEU耐性により、センサーアプリケーションの安全性と信頼性を高めます。

[NASDAQ: MCHP] - AI(人工知能)搭載センサ処理システムを構築する開発者を支援するため、Microchip Technology Incorporated(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社)は本日、NVIDIA Holoscanセンサ処理プラットフォームで動作するPolarFire(R) FPGA Ethernetセンサブリッジ(https://www.microchip.com/en-us/products/fpgas-and-plds/boards-and-kits/ethernet-sensor-bridge)を発表しました。

PolarFire FPGAはセンサの種類によって異なるそれぞれのインターフェースで送られてくるデータを正しく扱うことができます。Microchip社のプラットフォームの一部として今回初めて発表されるソリューションは、MIPI(R) CSI-2(R)ベースのセンサとMIPI D-PHY SM物理層をサポートします。今後のソリューションでは、SLVS-EC TM 2.0、12G SDI、CoaXPress(R) 2.0、JESD204B等の各種インターフェイスのセンサを幅広くサポートしていく予定です。このプラットフォームを利用する事で、設計者はPolarFire FPGAが提供する、電力効率、低レイテンシーでの通信、センサーで利用される複数のプロトコルでの通信といったアドバンテージを用いることで、効率的にNVIDIA Holoscanエコシステムを利用することができます。

NVIDIA Holocanはリアルタイムインサイトを得るためのエッジでのAIおよびHPCアプリケーションの開発と展開を効率化し、低レイテンシのセンサストリーミングとネットワーク接続に必要なハードウェアとソフトウェアのシステムを一つのプラットフォームに統合します。このプラットフォームにはデータ処理用に最適化されているライブラリ、AI推論パイプライン開発を即座に開始するためのサンプルAIモデル、ラピッド プロトタイピングを容易にするテンプレート アプリケーション、ストリーミング、画像処理、およびその他のアプリケーションを実行するコア マイクロサービスが含まれています。

リアルタイムのセンサデータをNVIDIA Holoscan、NVIDIA IGX(https://www.nvidia.com/en-us/edge-computing/products/igx/)、NVIDIA Jetson(https://www.nvidia.com/en-us/autonomous-machines/embedded-systems/)プラットフォームに接続してエッジAIとロボティクスに活用できる能力を備えたPolarFire FPGA Ethernetセンサブリッジは、新しいエッジツー クラウド アプリケーションを実現するだけでなく、AI/ML推論を可能にし、医療、産業、車載市場におけるAIの採用を後押しします。

Microchip社FPGA部門副社長のBruce Weyer氏は次のとおり述べています。「このEthernetセンサブリッジは、電力効率と安全性と信頼性に優れたMicrochip社のPolarFire FPGAプラットフォームがベースになっています。当社の柔軟なFPGAファブリックをNVIDIA社の先進のAIプラットフォームとマルチプロトコル サポートと組み合わせる事で、複数のセンサーを活用した、AIが重要な役割を果たす様々なリアルタイムなエッジアプリケーションで革新的なソリューションを開発できます」。

Microchip社のPolarFire FPGA技術の低消費電力特性を活用する事で、NVIDIA HoloscanセンサブリッジはEthernet経由で収集される多様な広帯域幅センサデータを効率的に管理し、NVIDIA AIプラットフォーム上でリアルタイムの高性能エッジAI処理を実現します。電力効率が高い設計は、小フットプリントで低消費電力またはコスト重視のアプリケーションにも適しています。

PolarFire FPGAは組み込みのセキュリティおよび安全性機能を提供して潜在的なサイバー脅威から保護し、物理、設計、データの完全性を確保する事で、センサ アプリケーションのセキュリティ上の懸念を払拭します。さらに、SEU(シングルイベント アップセット)耐性も備えているため、宇宙または高高度アプリケーション、医療環境等の放射線に曝される環境でも高い信頼性を発揮します。SEU耐性は、データ破損、システム障害のリスクを低減する上でも役立ちます。

Microchip社の開発ツールとNVIDIA Holoscanを利用して、他にどのようなことが実現できるかは、PolarFire FPGA Ethernetセンサブリッジ(https://www.microchip.com/en-us/development-tool/MPF200-ETH-SENSOR-BRIDGE)のウェブページをご覧ください。

リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● アプリケーション画像: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/54120582537/sizes/l/

Microchip Technology社について:
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御と処理ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場でおおよそ123,000社のお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(https://www.microchip.com)をご覧ください。

詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen (Microchip社): daphne.yuen@microchip.com

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000308754&id=bodyimage1



配信元企業:マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
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