■円安による影響
長く続く超円安はインバウンド集客にプラスの影響を与えている一方、２つのマイナスの影響を与えている。
一つ目は外国人社員にとっては母国への送金が円安により目減りしてしまうこと。例えばネパール人社員が母国に10万円を送金する際、3年前（1円＝1.05ネパールルピー）であれば105,000ネパールルピーであったものが現在（1円＝0.91ネパールルピー）では91,000ネパールルピーと約13%も目減りしている。
二つ目の影響は物価の高騰。食料品を中心に物価が上がり、日本のインフレ率は2022年と2023年と合わせ5.77%となった。また今後も毎年2%以上のインフレが見込まれている。
これらの状況を考慮し、「円安手当」として10万円を全社員に支給することを決定し、8月に支給する。
■世界７か国で培ったダイバーシティマネジメント
KUURAKU GROUPは現在世界７か国で事業展開をしている（カナダ・インド・アメリカ・インドネシア・スリランカ・中国・日本）。初の海外進出をした２００４年以降、２０年に渡る海外での事業運営を通じて、外国人従業員の採用と育成のノウハウを蓄積してきた。そのノウハウを日本国内でも活かし、外国人を積極的に採用して店長などの重要な役職にも任命するなど、ダイバーシティーマネジメントが標準化されていることから、企業全体の成長を促進している。
■KUURAKU GROUPの労働環境改善の取り組み
KUURAKU GROUPはWell-Being経営を方針として掲げ飲食業界の労働環境改善に取り組んでいる。２０２３年４月より新卒には初任給として３０万円を支給するなど全社員の給与を平均１４．３％増額し、社員の平均年収が約６００万円となり日本の平均年収４６１万円の約１.３倍とした。また、年２回の通常のボーナスに加えて、最大年４回のインセンティブボーナス、決算ボーナスと最大年７回のボーナスが支給されている。 週休３日制の選択も可能としており、多様な働き方のニーズに対応できる環境を整備している。
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配信元企業：株式会社 KUURAKU GROUP
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