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日本初の津波避難複合施設 伊豆市の「Terrasse Orange toi」が7月12日開業


報道関係 各位


日本初の津波避難複合施設
伊豆市の「Terrasse Orange toi」が7月12日開業


静岡県伊豆市

伊豆市西側の土肥(とい)海岸で、日本で初めてとなる津波避難複合施設「Terrasse Orange toi」(テラッセ オレンジ トイ)がこのほど、完成し、7月12日に開業しました。平時は土肥の基幹産業である観光業に寄与し、有事の際には津波から命を守る避難施設です。施設は地上高18.8mの4階建てで、災害時の一時避難スペースとして、約1,200人の避難者数を想定し、3階、4階で備蓄非常食(パン)、保存水などを備蓄しています。一方、平常時は土肥の地場産品販売、食事、バーベキューの各コーナーで、市民や観光客の交流拠点として活用されます。



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000301361&id=bodyimage1


平成23年の東日本大震災以降、日本各地の海岸線エリアで津波対策施設の建設が進む中、静岡県伊豆市(市長:菊地 豊)は、南海トラフ巨大地震などの巨大地震を想定し、平成29年5月に津波防災地域づくり推進計画「伊豆市“海と共に生きる”観光防災まちづくり推進計画」を策定し「観光防災まちづくり」を推進してきました。「Terrasse Orange toi」の建設はこの一環として進めてきたもので、津波対策と平時の有効利用を両立させた施設です。

伊豆市は、土肥地域を支える産業である「観光」を生かしながら、当該地域で暮らす人々の生活や産業につながる水産資源、豊かな景観やそれらをつくり出している生態系などの「環境」、地震・津波に対する地域の安全・安心となる「防災」とのバランスを図っていくために、伊豆市津波防災地域づくり推進協議会を中心に、ワークショップや市民集会など、延べ500人近い地域住民との意見交換の場を設け、今回の施設完成の運びとなりました。



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000301361&id=bodyimage2


施設の概要

<名称>
松原公園津波避難複合施設
「Terrasse Orange toi」(テラッセ オレンジ トイ)

<概要>
津波避難困難地域である松原公園周辺において、海水浴客、公園利用者、市民が安全に避難できる施設として整備。平常時は市民や観光客の交流拠点として活用し、産業振興を図りながら施設利用の習熟を促す

<所在地>
静岡県伊豆市土肥2657-6 松原公園内

<構造・規模>
S造、地上4階建て、地上高18.8m
※避難スペースは3階以上で海抜14m以上に配置しています
※津波浸水想定10m+余裕高4mで設定)

<避難面積>
約600m2

<想定避難者数>
約1,200人

<想定する機能>
【災害時】一時避難スペース、防災備蓄庫など
【平常時】地域交流の場、農林水産物などの物販、飲食の提供、観光情報・地域情報の発信、土肥海水浴場との連携

<備蓄計画>
3階、4階で備蓄
非常食(パン)、保存水(500ml PET、2 PET)、女性用生理用品、紙おむつ、エマージェンシーブランケット、避難用シューズなど



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000301361&id=bodyimage3


<店舗>
4階(屋上)
天空BBQ「ありがとう」
土肥随一の眺望とも言われる屋上でBBQを
・営業時間: 10:30~15:30(季節により変動/荒天・雨天休業)
・メニュー:海鮮セット、焼肉セット、ドリンク各種など

3階
海と夕日を奏でる食事処:「ありがとう」
地魚を使った料理を中心に創作料理、お子様メニューも提供
・営業時間: レストラン営業 10:30~15:30 Bar営業 19:00~22:00(季節により変動)
・メニュー:タワー丼、地魚海鮮丼、わさび丼、地魚刺身定食、焼肉定食、からあげ定食、お子様ランチ、かまぼこ盛り合わせなど

1階
土肥特産市「ありがとう」
土肥の地場産品を主に扱い、ロクワットのパンなどを販売、酒類も取り扱う
新鮮な地元の魚介類の加工品、鮮魚、AMAGIFT(アマギフト)も販売
・営業時間:9:00~17:00(年中無休/夏季繁忙期延長営業)
・販売品:地元産野菜、地元魚介類、ひもの、酒、土産品など

1階
Porto 101
オシャレをコンセプトに伊豆にちなんだ食材を使用し、軽食を中心に提供
・営業時間:9:00~18:00(季節により変動/年中無休)
・メニュー:101マヒマヒサンド、ソフトクリーム、西伊豆まるごとフルーツミルクなど

※以下よりPDF資料がダウンロードできます。
https://xgf.nu/hWL8w
ダウンロード期限:2024年7月23日(火)

<施設の整備方針>
■平常時の活用が災害時の安全性を増幅させる複合施設
観光施設として日常利用を可能にすることによって、地域経済的な効果、慣れた施設としての安全性を高めます

■松原の風景を尊重し、これを生かした新しい地域景観
これまでの歴史的な松原の風景と文化を十分に尊重して計画、人々に愛される地域景観、・空間を創出します

■きめの細かい配慮がなされた安全・安心な津波避難施設
これまでの津波避難タワーで見られない新たなアイデアを統合し、構造・避難・コスト上、合理的な新しい建築を実現します



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000301361&id=bodyimage4


<静岡県伊豆市について>
静岡県伊豆市は平成16年4月に修善寺町・土肥町・天城湯ヶ島町・中伊豆町が合併し誕生しました。伊豆半島の中央部に位置し、直線距離で東京から約100km、静岡市から約60kmのところに位置します。豊かな自然環境に恵まれ、南側は天城山系の山並みに囲まれ、西側では青く澄んだ駿河湾に面しています。中央部には天城山から発する狩野川が流れ、北部はその沖積層により形成された田方平野となって開けています。

だるま山高原レストハウス横の展望台からは、駿河湾の向こうにそびえ立つ富士山を見ることができます。1939年のニューヨーク万博に日本を代表する風景として出展された写真は、ここから撮影されたものです。気候的には、温暖な気候に恵まれ、年間を通じた平均気温は15度前後。山間部などの地域で降水量の多いところもあるが、全体としては穏やかで住みやすい気候です。面積は363.97km2で静岡県の総面積の4.7%を占めています。8割以上が山林で占められており、可住地面積は全体の17.3%となっています。

以上
<この件に関するお問い合わせ先>
伊豆市産業部観光商工課
〒410-2413
静岡県伊豆市小立野24-1
TEL:0558-72-9911
Mail:kanko-s@city.izu.shizuoka.jp

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000301361&id=bodyimage5



配信元企業:伊豆市
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