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「動と静」2つの「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」で味わう深まる秋。 純度100%の真っ暗闇の中で、身体感覚を取り戻す、米一粒のいのちに感謝する


一点の光もない真っ暗闇で、視覚以外の感覚を研ぎ澄ます体験ができるダイアログ・イン・ザ・ダーク(主催:一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ)。2022年10月からは、竹芝・ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」と神宮外苑「内なる美 ととのう暗闇」、2会場それぞれの個性を活かしたプログラムを展開する。暗闇の中で、「スポーツの秋」、「米一粒のいのち」を体感することができる。



「動」の竹芝・ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」、「静」の神宮外苑・「内なる美 ととのう暗闇」

一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティが運営するダイアログ・イン・ザ・ダークには、2つの常設会場がある。小学1年生から体験できる東京・竹芝のダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」は、レセプションもカラフルでにぎやかだ。昨年のクラウドファンディングにより、「子ども5000人たいけん」プロジェクトが進行中で、たくさんの小中高校生が訪れる場所でもある。もう一つの会場、神宮外苑の「内なる美 ととのう暗闇」では、18歳以上が参加できる大人の空間が用意されている。茶室のように躙り口(にじりぐち)をくぐり、裸足になって体験する。まさに「動と静」の対照的な暗闇で、10月からはそれぞれの個性に合わせて秋を堪能するプログラムを展開する。

竹芝・ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」の「身体感覚を磨こう!秋のまっくら大運動会」

「動」の暗闇、ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」では、スポーツの秋がテーマとなる。

ふだん視覚に頼って生活する人にとって、視覚を使わずに体を動かすことはむずかしい。体の平衡感覚も、視覚情報によるところが大きいからだ。体を動かすとき、自分の体に何が起こっているのか、見えないからこそ身体感覚を磨くチャンスとなる。運動が得意な人も苦手な人もそれぞれが、目を閉じても開けても真っ暗な空間で体と向き合う時間となる。

ダイアログ・イン・ザ・ダークは1回に最大8名が1つのチームとなって、アテンドの案内で暗闇を体験する。今回の「身体感覚を磨こう 秋のまっくら大運動会」では、チームごとにソーシャルディスタンスを意識しながらいくつかの種目にトライして、得点を記録していくことでチームの一体感も楽しんでいくものになる。

【開催スケジュール】
2022年10月7日(金)~11月30日(水)(予定)(月曜休館)
各回定員8名、事前予約制。体験時間は1回約90分。日程によって開催時間が異なる。詳細は予約ページへ。
【開催場所】
ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」
東京都港区海岸一丁目10番45号 アトレ竹芝シアター棟 1F
【体験料】
大人3,850円/中高生・大学・専門学生・大学院生:2,750円/小学生:1,650円
【ホームページ】
https://did.dialogue.or.jp/

神宮外苑・「内なる美 ととのう暗闇」では「一粒~大地の恵みを感じ、一粒米(イチリュウベイ)の命をいただく~」を開催

「静」の暗闇となる神宮外苑会場「内なる美 ととのう暗闇」では、一粒の米を心をこめて味わうことで、深まる秋を感じる。視覚を使わないことで「今・ここ」に集中し、お米を暗闇の中でじっくり味わうことで、「食のマインドフルネス」を体験する。

監修は、曹洞宗長光寺住職であり精進料理研究家・禅アーティストの柿沼忍昭氏。今回の開催にあたり、「食べ方を掘り下げると、生き方が見えてくる。生き方を掘り下げると、食べ方が見えてくる。一粒から『命』を極めていく」と語る。

【開催スケジュール】
2022年10月1日(土)~ (月曜休館)
各回定員8名、事前予約制。体験時間は1回約90分。日程によって開催時間が異なる。詳細は予約ページへ。
【開催場所】
三井ガーデンホテル 神宮外苑の杜プレミア 2 階
東京都新宿区霞ヶ丘町11番3号
【体験費】
大人5,500円(税込)
※18歳未満はご体験いただけません。
【ホームページ】
https://did.dialogue.or.jp/totonou/

ワークショップ「食禅 IN THE DARK」、神宮外苑「内なる美、ととのう暗闇」にて開催

柿沼忍昭和尚の御説法を聞き、命に感謝しながらお粥をいただくワークショップ開催。食を通し、『いま・ここ』にある、『大切な人・もの・こと』への感謝をまっすぐに、漆黒の暗闇の中で五感を使って味わうスペシャルイベント。各回とも定員16名、応募多数の場合は抽選に。応募締め切りは10月13日(木)20時。詳細はホームページ参照。

【開催日】
10月27日(木)14時~16時
11月24(木)
【参加費】
お一人様 8,800円(税込)/当日会場にてお支払いください。
※18歳未満はご体験いただけません。
【お申し込み・詳細はホームページへ】
https://did.dialogue.or.jp/totonou/news/jikizen.html

柿沼忍昭 プロフィール
(かきぬま にんしょう)
長光寺住職・精進料理研究家・禅アーティスト
1956年神奈川県生まれ駒沢大学卒。20歳で出家し、インド・アメリカを放浪。永平寺で修行。修行中精進料理を学び、食事を通して禅を学ぶことができる「食禅(じきぜん)」を考案。禅アーティストとしては、ダイアログ・イン・ザ・ダークとのコラボなど、墨彩画・インスタレーションを通して幸せをデザインしている。著書に、『食禅 心と体をととのえる「ごはん」の食べ方』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『禅、ホッとする考え方』(三笠書房《知的生きかた文庫》)など。


ダイアログ・イン・ザ・ダークとは
純度100%の真っ暗闇の中で、見ること以外の感覚を使い、驚きに満ちた発見をしていくエンターテイメント。体験を案内するのは、普段から目をつかわない視覚障害者のアテンド。視覚以外の感覚を広げ、新しい感性を使い、チームとなった方々と様々なシーンを体験する。1988 年、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれ、これまで世界41か国以上、900万人以上が体験。日本では1999年に初開催し、これまで24万人以上が体験した。現在は東京・竹芝のダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」で体験が可能。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク
https://did.dialogue.or.jp/

ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」 コンセプト
みえないからこそ、みえるもの。聞こえないからこそ、聴こえるもの。老いるからこそ、学べること。 目以外の感性を使い楽しむことのできる「ダーク」では、見た目や固定観念から解放された対話を。表情やボディーランゲージで楽しむ「サイレンス」では、言語や文化の壁を超えた対話を。そして「タイム」では、年齢や世代を超え、生き方について対話をする。世代。ハンディキャップ。文化。宗教。民族。世の中を分断しているたくさんのものを、出会いと対話によってつなぎ、ダイバーシティを体感するミュージアム。 この場で生まれていく「対話」が展示物となる。
ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」
https://taiwanomori.dialogue.or.jp/

ダイアログ・イン・ザ・ダーク「内なる美 ととのう暗闇。」コンセプト
漆黒の暗闇。そこは目を使うことのない照度ゼロの空間 。躙(にじ)り口のような小さな戸口から新しい世界に入る。肩書も年齢もないただの自分が、一歩、一歩丁寧に歩いていく。まるで足の裏に目があるように。全身を耳にして、清らかな水のせせらぎを聴く。触れるものすべてが新鮮な情報となり、体の内に眠る五感がいきいきと巡りはじめる。心と体をととのえよう。人間本来が持つ、内なる美が目覚めていく。ここ神宮外苑で、豊かな自然に囲まれ、自分と対話する大切な時間を。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク 内なる美、ととのう暗闇。
https://did.dialogue.or.jp/totonou/






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