【プレスリリース】大分県立美術館「国立国際美術館コレクション 現代アートの100年 ハロー、アート!世界に夢中になる方法」開催のお知らせ
- 2022年04月26日 17:00:00
- マネー
- Dream News
現代アートの100年
ハロー、アート!世界に夢中になる方法
公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団の運営する大分県立美術館では6月11日(土)~8月21日(日)に「国立国際美術館コレクション 現代アートの100年 ハロー、アート!世界に夢中になる方法」を開催します。
国立国際美術館は、1977年より、国内外の優れた現代美術を発信する美術館として、収集・保管・展示活動を行ってきました。本展は、その名品・優品を国内各地において紹介する巡回展として、広島に続き、大分で開催されます。ポール・セザンヌに始まり、ヴァシリー・カンディンスキーやマルセル・デュシャンらによる抽象絵画や概念芸術の動き、第二次世界大戦後に登場するポップアートや新しい表現様式、さらには多様化する2000年以降のアートまで、大きく変容する100年余りの美術の流れを4つの章で辿ります。
独創的な作品の数々は、それぞれの時代における最新の「現代アート」。展示室では時代や地域を越えて、ひとつひとつの個性が私たちの感性を刺激します。今、あなたにとって心に響く作品を見つけることは、あなたらしい美術の楽しみ方の第一歩です。アートを通して世界に夢中になる。本展がそんなきっかけになれば幸いです。
<主な出品作家>
ポール・セザンヌ、ヴァシリー・カンディンスキー、マルセル・デュシャン、マン・レイ、イサム・ノグチ、 アルベルト・ジャコメッティ、サイ・トゥオンブリー、アンディ・ウォーホル、クリスト、ヨーゼフ・ボイス、 ゲルハルト・リヒター、ヴォルフガング・ティルマンス、ジュリアン・オピー、草間彌生、河原温、森村泰昌、 奈良美智、塩田千春、内藤礼、他 (総出品点数72点)
<開催概要>
令和4年度独立行政法人国立美術館巡回展
国立国際美術館コレクション
現代アートの100年
ハロー、アート!世界に夢中になる方法
【会場】大分県立美術館 1階 展示室A
【会期】6月11日(土)~8月21日(日) ※休展日なし
10:00~19:00 ※金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
【観覧料】一般 1200(1000)円、大学・高校生 1000(800)円
※( )内は前売りおよび有料入場20名以上の団体料金 ※中学生以下は無料
※大分県芸術文化友の会びび KOTOBUKI無料(同伴者1名半額)、TAKASAGO無料、UME団体料金
※障がい者手帳等をご提示の方とその付添者(1名)は無料
※学生の方は入場の際、学生証をご提示ください
※本展会期中に限り、半券提示でコレクション展を1回無料でご覧いただけます。
【主催】大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館、国立国際美術館
【共催】TOSテレビ大分
【後援】大分県、大分県教育委員会、NPO法人大分県芸振、大分合同新聞社、西日本新聞社、エフエム大分、J:COM大分ケーブルテレコム、大分経済新聞
展覧会ページ
https://www.opam.jp/exhibitions/detail/778
<第1章>近代から現代へ-20世紀美術のはじまり
本章では主に20世紀前半に活躍した作家たちを紹介します。自然や対象の観察を深め絵画の抽象化への道を拓いた巨匠ポール・セザンヌに始まり、色や形と人間の精神を結び付けて創作を行ったヴァシリー・カンディンスキー、概念による芸術の始祖ともいえるマルセル・デュシャン、さらにエコール・ド・パリの藤田嗣治や、近年国立国際美術館に収蔵されたアルベルト・ジャコメッティの彫刻など、珠玉の作品が一堂に会します。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000257404&id=bodyimage2】
<第2章> 前衛の波、イズムの連鎖-戦後美術の流れ
第二次世界大戦を機に、アートの中心はパリからニューヨークへと移ります。絵画に偶然性を取り入れるなどした抽象表現主義に続き、60年代にはマスメディアや消費社会を反映した「ポップ・アート」が一世を風靡します。さらに、作品を成立させる要素を極限まで切り詰めた「ミニマリズム」や概念を重視する「コンセプチュアル・アート」が生まれ、アートシーンは多様化します。
<第3章> 理性を越えて―1980年以後、時代を写す作家たち
本章では、欧米の作家たちを中心に、80年代から近年にかけての新しい表現をご覧いただきます。ベルント&ヒラ・ベッヒャーに代表されるドイツの写真家たちは、厳格な撮影技術に裏付けられた、虚実の境を自由に横断するかのような作品により、写真表現の可能性を広げます。マルレーネ・デュマスやミヒャエル・ボレマンスらは、歴史や伝統を踏まえつつ、自己の内面を映し出した絵画を制作し、高く評価されます。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000257404&id=bodyimage3】
<第4章> 日本発、アートの多様性-80年代から現在まで
80年代以降の日本の現代美術は、海外の影響も受けながらも多様な広がりを見せます。森村泰昌は過去 の美術作品に自ら扮し、アートシーンに衝撃を与えます。奈良美智は時代の空気をまとったポップな感 覚で、独自の少女像を描き人気を博します。90年代からゼロ年代にかけては、絵画や彫刻、写真や映像といった既存の区分にとらわれない自由な表現が生まれます。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000257404&id=bodyimage4】
オープニングイベント
「島館長とめぐる現代アートの100年」
日時:2022年6月11日(土) 11:00~12:00 会場:大分県立美術館 1階 展示室A
案内人:島 敦彦(国立国際美術館 館長) 定員:30名
ART IN FOCUS
Vol.1トーク&ツアー「荒川修作の初期作品をめぐって」
日時:2022年7月2日(土) 13:30~15:00
会場:大分県立美術館 2階 アトリエ、1階 展示室A
ゲスト:森田恒之(博物学者・国立民族学博物館 名誉教授)
ナビゲーター:榎本寿紀(大分県立美術館 教育普及室 室長)
定員:30名 ※要展覧会観覧券
荒川修作《抗生物質と子音にはさまれたアインシュタイン》の修復に関わられた森田恒之先生をお招きし、作品について学んだ後に、一緒に展示室で作品を鑑賞します。
Vol.2 レクチャー「現代美術をコレクションする」
日時:2022年7月23日(土) 13:30~15:00
会場:大分県立美術館 2階 研修室
講師:中井康之(国立国際美術館 研究員)
定員:80名
サウンド・インスタレーションやパフォーマンス作品といった多様な形式の現代美術をコレクションすることの意義や、収蔵に至るまでの経緯など、国立国際美術館の舞台裏をお話しいただきます。
HELLO, ART
「ハロー、アート」は現代アートを身近に楽しむためのトークシリーズ。
美術以外のジャンルからゲストをお招きしたり、アートブックを使って意見を交わしたり、アートの見方をひらく会です。
会場:大分県立美術館 1階 展示室A 定員:15名程度 ※要展覧会観賞券 ※[★]の回は要申込
日時:2022年6月18日(土) 18:00~ [★] ゲスト:YonYon
ソウル生まれ東京育ち福岡在住の音楽クリエーター。音楽を通して日韓の橋渡しをライフワークとし、グローバルに活躍するYonYonさんがオススメの作品を紹介します。
日時:2022年7月9日(土) 18:00~ [★] ゲスト:川平大介(10COFFEEBREWERS代表)
博多と大分でカフェを経営する川平さん。若者が集まる活気ある場を作りだす川平さんは現代アート通でもある。川平さんとともに、今どきのアートの楽しみ方を共有しよう。
日時:2022年7月16日(土) 18:00~ [★] ゲスト:Olectronica (加藤亮+児玉順平)
竹田市を拠点に制作を行うオレクトロニカの2人とともに、彫刻作品を中心に会場を巡ります。
日時:2022年6月25日(土) 18:00~ 、2022年7月30日(土) 18:00~
担当:木藤野絵(大分県立美術館 主任学芸員)
ギャラリートーク
日時:6月25日(土) 、7月16日(土) 、8月13日(土) 14:00~15:00
会場:大分県立美術館 1階 展示室A
参加費無料(※要展覧会観覧券)
申込不要・当日参加可
ワークショップ
つくって夢中★あなたもアーティスト!(7・8月)
会場:大分県立美術館 2階 アトリエ+展示室 対象:未就学児および小中学生
簡単な作品づくりを体験した後、みんなで展示室に作品をみに行きます!
詳しくは教育普及土曜アトリエのご案内をご確認ください。
OPAMサマースペシャルプログラム
アトリウム無料展示 スズキユウリ“LOOKS LIKE MUSIC”
会期:8月6日(土) ~8月21日(日) 会場:大分県立美術館 1階アトリウム
ロンドンを拠点に活動するサウンドアーティスト・スズキユウリによる参加型のインスタレーション。紙に線と色を描いてカラーチェイサーというミニカーを走らせると、あなただけの音の世界が生まれます!子どもから大人まで、気軽に音とアートの出会いをお楽しみください。
ナイトミュージアム vol.1 dublab.jp presents “Tonalism”
開催日:8月6日(土) 会場:大分県立美術館 3階 ホワイエ 他
60年代ニューヨークのフルクサス運動や一回性の強いパフォーマンスアート「ハプニング」にインスピレーションを得た視覚芸術と音響芸術の融合をロングセットで楽しむ一夜限りのイべント“Tonalism”が日本初開催。
ナイトミュージアム vol.2 Lecture &Listening
現代アートと現代音楽の交わりについてクロストークの後、関連する音源を高音質なオーディオシステムで聴くリスニングセッションを開催。
開催日:8月20日(土) 会場:大分県立美術館 1階アトリウム
登壇者:原 雅明(音楽評論家、dublab.jp主宰)、橋本 梓(国立国際美術館 主任研究員)
※本件につきましては別途リリース予定です。
※ナイトミュージアムvol.1、2ともに出演者・時間帯等、詳細は追って当館HPやSNS、チラシにて公開します。
※新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、イベントの形式や募集人数等変更が生じる場合もございます。あらかじめご了承ください。
【媒体掲載用の画像提供について】
※画像については提供が可能なものがございます。画像掲載の際には、当館までお問い合わせください。
※画像掲載の際には、画像とテキストが掲載されたレイアウト原稿を事前に当館までご提出ください。
【問い合わせ】
公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団 大分県立美術館
学芸企画課 木藤
管理課広報担当 渡邉・山口・植木
〒870-0036 大分市寿町2番1号 Tel 097-533-4500 E-mail:info@opam.jp
配信元企業:公益財団法人 大分県芸術文化スポーツ振興財団
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