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『妊婦のはたらき方 実態調査(2021年11月)~妊婦たちの就労状況は、コロナ禍にどう変化したか~』株式会社コズレ、「妊婦のはたらき方に関する調査レポート」を本日発表


子育て情報メディア「コズレマガジン」を運営する株式会社コズレ(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中穣二郎、以下コズレ)は、2021年11月に実施した「妊婦のはたらき方に関する調査」についてまとめ、その一部を本日2月24日に公開いたします。

1. はじめに
新型コロナウイルスが国内で流行し始めてまもなく2年になる。「妊娠から誕生」、そして「生後1歳まで」の期間があわせて1年10ヶ月であることを考えると、随分と長い期間、ママたちはコロナ禍での妊娠・出産、子育てという大きな不安に直面している。2020年の出生数は84万人と1899年の統計開始以降もっとも少ない出生数となった一方で、多くのママたちが妊娠・出産という大きな不安を乗り越えたことも事実である。

変異株の流行などいまだ余談を許さない状況に変わりない。このような状況下で、妊婦たちの就労状況がどう変化したかを報告する。

2. 調査概要
調査主体:コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法:インターネット・リサーチ
調査対象:末子妊娠中の女性
調査期間:2021年11月18日(木)~2021年12月2日(木)
有効回答者数:末子妊娠中の女性483名

(前回調査)
調査期間:2020年10月23日(金)~2020年11月6日(金)
有効回答者数:末子妊娠中の女性2,527名

3. 調査結果要約
・コロナ禍で、はたらく妊婦の割合が前年と比較して6.39pt減少
・コロナ禍における妊婦のリモートワーク導入率は、前年と比較して5.04pt増加
・2021年9月の緊急事態宣言解除後、「通勤」「接客」を控えたいと考える妊婦が7pt以上減少

4. 結果・考察
(1) コロナ禍でのはたらき方

初めに、末子妊娠中の妊婦483名に現在の就労状況を聞いた。「産休・育休中(24.84%)」は、2020年(23.31%)と比較して1.53pt増加している。また、「仕事はしていない(33.33%)」も2020年(28.18%)よりも5.15pt増加しており、はたらく妊婦の割合が若干減少していることが明らかになった(図1)。

一方、妊娠中の現在も「フルタイム勤務」「時短勤務・パートタイム」「自営業・フリーランス」としてはたらく妊婦の割合は40.58%と、2020年46.97%と比較して6.39pt減少している。その内訳として、「フルタイム勤務(26.29%)」が2020年(30.91%)よりも4.62ptも減少し、「時短勤務・パートタイム(前年比1.23pt減)」「自営業・フリーランス(前年比0.54pt減)」もそれぞれ減少していることがわかる。こうしたことから、妊娠を機に退職や、産休を前倒しで取得するなど、自ら外出や人との接触を控えている状況が伺える。

図1 現在の就労状況

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000253983&id=bodyimage1

次に、妊娠中の現在も「フルタイム勤務」「時短勤務・パートタイム」「自営業・フリーランス」として勤務をしている妊婦(n=196)を対象に、現在のはたらき方を聞いた。

2021年の調査では「出社(ほぼ100%)」が73.47%と2020年と比較して4.20pt減少し、また「リモートワーク(ほぼ100%)」が11.22%と前年比5.07pt増加した(図2)。

「出社」および「出社中心」の割合は80.61%と、2020年の84.07%から3.46pt減少し、「リモートワーク」および「リモートワーク中心」の割合は16.33%と、2020年の11.29%から5.04ptと大幅に増加した。このことから、全体に占める割合は少ないものの、リモートワークが推進されていることが明らかになった。

図2 現在のはたらき方(在職者)

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000253983&id=bodyimage2

(2) はたらき方に対する考え
次に、コロナ禍と緊急事態宣言解除後のはたらき方に対する考えを聞いた。

各項目に対して「とてもあてはまる」「あてはまる」と回答した割合が、コロナ禍では「通勤回数を減らしたい(66.77%)」、「出社(出勤)時間を変更したい(54.97%)」、「接客を減らしたい(52.79%)」と続いた(図3)。

とくに2020年の結果と比較して、「リモートワークに切り替えたい/増やしたい」の割合が39.83%から52.79%と12.96ptも上昇していることわかる(図4)。これは、前述のとおり「リモートワーク」が浸透したことにより、リモートワークへの理解と、未導入の企業でも導入を希望する妊婦が増えていると考えられる。

図3 コロナ禍でのはたらき方に対する考え(2021年)


【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000253983&id=bodyimage3

図4 コロナ禍でのはたらき方に対する考え(2020年)

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000253983&id=bodyimage4

同様に、2021年9月の緊急事態宣言解除後について同じ質問をした結果、コロナ禍において上位であった「通勤回数を減らしたい(66.77%)」が緊急事態宣言解除後(59.31%)では7.46pt、「出社(出勤)時間を変更したい(54.97%)」が緊急事態宣言解除後(48.13%)では6.84pt、「接客を減らしたい(52.79%)」が緊急事態宣言解除後(45.65%)では7.14ptと大きく減少している(図5)。

続きはこちら
http://www.cozre.co.jp/blog/7373

【出典の記載についてのお願い】
調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。
出典:「妊婦のはたらき方 実態調査 2021年11月(株式会社コズレ)」
http://www.cozre.co.jp/blog/7373
(子育てマーケティング研究所 http://www.cozre.co.jp/blog/
(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/

【子育てマーケティング研究所について】
株式会社コズレの社内シンクタンク「子育てマーケティング研究所」は、90万人以上の独自のママパパ調査パネルを保有し、累計550万以上の回答を蓄積・分析することを通じて、多くのクライアント様のマーケティング活動の支援に携わらせていただいております。また、子育て世代をターゲットとする企業のマーケティング担当者向けの定期的なセミナーの開催や、調査レポートの発表をしております。

【株式会社コズレについて】
株式会社コズレは“子育ての喜びをもっと大きく!”を経営理念とし、「情報を求めるママパパ」に「適切なコンテンツ」をお届けする、子育て情報マッチングプラットフォーム「cozreマガジン」(https://feature.cozre.jp/)を運営しています。
「cozreマガジン」は、妊娠中から小学生低学年の子どもを持つ20代~40代のママパパを中心にご利用いただき、個人情報のご登録は世帯情報登録90万件、親子情報登録200万人を超えて急速に拡大中です。
この会員の属性情報と行動履歴情報を集積した国内最大級の「子育てビッグデータ」を活用し、クライアント様に対して各種マーケティングソリューションのご提供や新商品開発のご支援をしております。

<企業概要>
名称 :株式会社コズレ/Cozre Inc.
所在地 :東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル18F
設立 :2013年7月1日
会社HP :https://www.cozre.co.jp/
代表取締役 :田中 穣二郎
事業内容 :インターネットメディア事業
子育て情報マッチングプラットフォーム「cozreマガジン」
https://feature.cozre.jp/
受賞歴 :新日本有限責任監査法人
「EY Innovative Startup 2018」Child Rearing部門

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社コズレ 担当:早川
TEL:03-6265-6877  Mail: pr@cozre.co.jp



配信元企業:株式会社コズレ
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