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帯状疱疹後神経痛の治癒・改善の治療研究で被験者募集 フコイダン由来とエコール(フロロタンニン類)を使用した新素材


【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000237275&id=bodyimage1

一般社団法人日本先進医療臨床研究会(東京都中央区・代表理事小林平大央)は、ハイドロックス株式会社(埼玉県飯能市・代表取締役 谷久典・服部隆史)との業務提携による共同研究で、「帯状疱疹後神経痛」に対して、フコイダン由来の新成分とエコール(フロロタンニン類)を複合した新治療素材での治癒・改善の効果を測る治療研究を開始します。

また上記の治療研究の開始に先立ち、6月初旬より、上記の新治療素材を1カ月分無償で提供して効果を測るプレテストを開始し、プレテストへの参加希望者(被験者)を募集する、と発表しました。


参加希望者は、日本先進医療臨床研究会のLINE無料相談サービス「WDS名医相談所」、または電話・FAX・申込フォームなどで、相談を受け付けます。

★WDS名医相談所(https://jscsf.net/LP/01
電話:03-5542-1597(平日10時~17時)一般社団法人 日本先進医療臨床研究会


帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹のあとに生じる合併症(何かの病気と一緒に起きる症状のこと)のうちで最も頻繁にみられる症状です。

皮疹とともに皮膚や神経に影響が現れ、皮疹が治癒した後に焼けるような痛みが残る事が特徴です。発生頻度は高く、帯状疱疹にかかった人の5%~20%に合併するとされています。特に60~65歳以上の方では20%、80歳以上の方では30%以上に発症するとされ、年齢が高くなると罹りやすくなります。根本的な治療法はないとされていますが、時間とともに症状が改善される方が多いです。

「帯状疱疹後神経痛」は帯状疱疹が起きた際に皮膚や神経がダメージを受け、炎症が起きると考えられています。炎症が起きた神経は正常の活動ができなくなり、異常な興奮伝達が生じてしまうことで強い痛みが生じるのが帯状疱疹後神経痛の病態と考えられています。ただし、帯状疱疹になってもその後に神経痛に至らないことも多いため、なぜ帯状疱疹後神経痛になる人とならない人がいるのかは解明されていません。
帯状疱疹後神経痛の元となる「帯状疱疹」は、帯状疱疹のウイルスであるヘルペスウイルスの一種、水痘・帯状疱疹ウイルスに感染し、そのウイルスが身体の一部(骨髄や神経節と呼ばれる部位)に潜伏しています。帯状疱疹は身体の中に潜んでいたウイルスによって起こる病気です。水ぼうそうにかかったことのある人なら誰でも帯状疱疹になる可能性があります。

帯状疱疹は片側だけにピリピリと刺すような痛みと、赤い斑点や水ぶくれが帯状に皮膚表面に表れてくる病気です。この症状が由来となって「帯状疱疹」という病名がつけられました。そして疲れやストレスなどの影響で体の免疫力が低下すると、水痘・帯状疱疹ウイルスが暴れだし、神経を通って皮膚まで到達します。すると数日~10日間ほどピリピリと刺すような痛みが続いた後、体の左右どちらかの神経に沿って帯状に赤い発疹が生じ、強い痛みを伴う中央がくぼんだ小さな水ぶくれも集まって出現します。ウイルスによって神経が傷ついた結果、発疹が治った後も痛みのみが長期間にわたって続く「帯状疱疹後神経痛」になることがあります。

発端となる帯状疱疹が生じた際に72時間(3日)以内に抗ウイルス薬の治療を開始すると帯状疱疹後神経痛になりにくいことが知られています。反対に言うと発症してから治療開始までが遅れると、帯状疱疹後神経痛になりやすいと言えます。

帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹を患った患者の中で一定の割合で治療後に神経痛を伴う難治性の疾患です。これまで帯状疱疹後神経痛はなかなか治癒に至る方法が見つからず、難治性の疾患とされてきましたが、最近の研究で帯状疱疹後の神経痛は神経節にウイルスが潜って隠れているらしい事が分かってきました。そこでこの隠れているウイルスを何らかの方法で除去する事が出来れば、治癒・改善出来るのではないか、と世界中で治療研究が進められています。

帯状疱疹ウイルスによる皮膚異常を改善する治療研究

当会では難治性疾患である「帯状疱疹後神経痛」に対して、効果が期待される治療素材として、高純度フコイダンHVとエコールを配合した治療素材を、痛みやかゆみなどの症状がある箇所に、1カ月間ほど塗布する事で、帯状疱疹後神経痛に対して治癒・改善の効果があるか、を測る治療研究を開始します。

今回の治療研究で連携するハイドロックス株式会社では、海藻多糖類(フコイダン)の新素材「フコイダンHV」の研究を開始した当初、帯状疱疹で既存の治療薬では症状が改善しない数名の中高齢者に対して、高純度フコイダンHVを湿疹とその周辺に塗布したところ、帯状疱疹特有の痛みとかゆみを減少させる事ができました。

また、口唇ヘルペスウイルスに対しても、湿疹に高純度フコイダンHVを直接塗布したところ改善を早めることを確認しました。口唇ヘルペスウィルスに関しては、2年間、抗ウイルス薬として軟膏あるいは低用量のステロイド軟膏を使用したが寛解に至らなかった30歳男性患者に、フコイダン含有クリームを朝晩2回適量塗布したところ日ごとに症状が改善しました。

これらの結果から、高純度フコイダンHVには、帯状疱疹ウイルスやヘルペスウイルスに対して、抗ウイルス作用があると考えられます。フコイダンHVはヘパリノイド作用を示すことからヘパリン、ヘパラン硫酸、 E型コンドロイチン硫酸と同様に、抗ウイルス作用がある事は十分に考えられます。これらの論証としてフコイダンが抗ウイルス作用を示す事実は世界中で数多くの論文によって既に報告されています。

エコール(フロロタンニン類)の関与

褐藻類色ポリフェノールに含まれるフロロタンニン類、フロログルシノール、エコール、フロフコフロロエコールなどは幅広い有用な機能性を有するため近年盛んに研究され始めている素材で、抗炎症作用や抗ウイルス作用などが数多く報告されています。

例えば「海藻ポリフェノールのdieckolによるin vivoでの抗炎症効果」ではDieckol(フロロタンニン=海藻ポリフェノールの1つ)がin vivo(動物を使った実験)で炎症を抑える効果を示したと報告されています。マウスの耳にフロロタンニンを塗ると皮膚炎が抑えられたり、マウスにフロロタンニンを飲ませるとアレルギーに関係する体内の炎症反応が抑えられた、と報告されています。

日本先進医療臨床研究会では、こうした背景を踏まえて、帯状疱疹後神経痛に対する高純度フコイダンHVとエコールを配合した塗布剤による治療研究の一環として、治療素材代金を無償で効果測定テストを行います。

被験者(対象):帯状疱疹の痛みが3か月以上続く方、帯状疱疹後神経痛と診断された患者さんが対象です。

募集数:60歳以上の男女10名ずつ
治療法:提供する高純度フコイダンHV+エコール溶液を皮膚炎症や痛みが出たら塗る。
適用除外:ステロイドの鎮痛剤使用者は適用除外
効果測定:医師所見、患者自己申告による10段階スケール、などで効果を測る。

【本件に関するお問い合わせ先】
一般社団法人 日本先進医療臨床研究会
TEL : 03-5542-1597(受付時間:平日10:00~17:00) FAX : 03-4333-0803
Mail: info@jscsf.org
公式サイト:https://jscsf.org



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配信元企業:一般社団法人日本先進医療臨床研究会
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