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Genvid Technologiesが2,700万ドルのシリーズB資金調達を発表― インタラクティブ・ストリーミングのツールとサービスをさらに強化



米国ニューヨーク州(現地時間2019年11月26日)― ゲーム開発会社、メディア企業、スポーツ動画配信企業向けにインタラクティブ・ストリーミング技術を提供するGenvid Technologies Inc.は、シリーズBの資金調達を発表しました。

GenvidのSDKを使用することで、クリエイターは、いかなるストリーミグプラットフォーム(Twitch、YouTubeなど)、インフラ(AWS、Azure)、ゲームエンジン(Unity、Unreal、あるいは独自エンジン)を使用していても、豊かなインタラクティビティを構築できます。

Genvidのテクノロジーを使えば、インディースタジオであっても大手ゲーム会社であっても、斬新なストリーミング体験を実現する事が可能です。Genvidのテクノロジーはすでに多方面で使われており、最近の例では、Twitchの『Counter-Strike:Global Offensive』ファイナルや、NTTドコモの5Gショーケースで活用されています。

シリーズBで調達する資金は、GenvidのSDK開発をさらに加速するとともに、インタラクティブ・ストリーミングのためにライブオペレーション、インテグレーション、ウェブ開発を必要とする開発者向けのエンドツーエンドのサービスプラットフォームを構築するために使われます。また、Genvidのテクノロジーはゲームエンジンでレンダリングするコンテンツだけではなくストリーミングビデオでも機能するため、今後はゲーム業界にとどまらず、メディアやスポーツの分野にまで事業を拡大していきます。

「リッチ、双方向、リアルタイムのインタラクティブ機能を、ゲームやブロードキャストに取り入れたいクリエーターにとって、当社のツールキットはすでに標準となっています。」とGenvid CEOのJacob Navok氏は語ります。「5GやインタラクティブTVの成長に伴い、また、Pipeworks Studioの『Project Eleusis』におけるメタバース体験実現に向けてのサポートに見られるような、インディー開発者が新たなデジタルメディアフォーマットを創造するのを促す中で、当社のツールは進化し続けます。」

この投資ラウンドのリードインベスターは、マーチャントバンクGalaxy Digitalの一部門であるGalaxy Interactiveです。同社は急成長中のインタラクティブコンテンツやテクノロジー分野に特化し、ビデオゲームスタジオやeスポーツなどへの投資に重点を置いています。

Galaxy Interactiveの代表でGenvidの取締役となるSam Englebardtはこう述べています。「Galaxy InteractiveとGenvidは同じビジョンを共有しています。インタラクティブ・ストリーミングはゲーム市場の次の大きな飛躍に欠かせない要素だと当社は確信しています。 Genvidのテクノロジーは、ユーザーの基盤をこれまでのゲーマーから大幅に拡張するとともに、コンテンツ制作、その楽しまれ方、マネタイズ、全てを根本的に刷新します。当社のポートフォリオにあるすべての企業、特にブロックチェーン等の技術を利用している企業は、サービスを急速に拡大するストリーミング型のインフラに結合する上で、Genvidのテクノロジーから多大な恩恵を受けると思います。」
Genvidの既存の投資家であるMarch Capital Partners、OCA Ventures、Makers Fund、Horizons Venturesのすべてが、このラウンドにも参加しています。さらにGenvidは、Valor Equity Partners、K5 Globalからも新規に投資を受けることになりました。

Galaxy Interactiveも加わり、Genvidの取締役会と投資家は、eスポーツ、ゲーム、メディア、その他ブロックチェーンや仮想現実・拡張現実といった新技術においても、他に例のない見識と影響力、投資力をもたらす布陣となりました。Valor Equity PartnersはeスポーツチームCloud9の役員であるAntonio Graciasが代表を務め、March CapitalのGenvidへの投資はeスポーツチームImmortals Gaming Clubの共同オーナーであるGregory Milkenが主導してきました。Makers Fundは、世界屈指のゲームコンテンツファンドです。またK5 Globalは、元CAAエージェントでメディアやスポーツ界とつながりが深いMichael Kivesが代表を務めています。

さらにGenvidは、昨年から支援を受けてきた2名を新たに顧問として任命します。 Matthew BallはAmazon Studiosの元戦略責任者であり、メディア評論の第一人者です。また、Anna SweetはValveで6年間Steamプラットフォームの成長に貢献し、Oculusでコンテンツ戦略を主導し、現在は、ゲーム業界への投資家でありアドバイザーです。

Matthew Ballはこう語ります。「メディア業界は、過去10年間のほとんどを、オンラインコンテンツへの移行と課金方法の理解に費やしてきました。次の10年では、コンテンツを再発明し、デジタル配信に固有の全く新しいフォーマットを作ることになります。インタラクティビティはその中核になるでしょう。そしてGenvidは、陰に陽に、このような新しい動きを促すキープレイヤーの1つとなるでしょう。」

Genvidはまた、事業展開と技術支援のためベルリンに欧州事務所を開設し、さらに顧客のインフラを監督する目的で米国カリフォルニア州アーバインにライブオペレーションオフィスを設置することとしました。同社は世界に6つの事業所(ニューヨーク、モントリオール、サンタモニカ、アーバイン、ベルリン、東京)を持ち、50名を超える従業員を擁することになります。

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Genvid Technologiesについて
ゲーム業界のエキスパートが2016年に設立し、Galaxy Interactive、Horizons Ventures、Makers Fund、March Capital Partners、OCA Venturesが支援しているGenvidは、ゲーム開発者がゲームに統合して革新的ブロードキャストを行うためのSDKを提供しています。Genvid SDKは使いやすいミドルウェアであり、開発者がサポートを希望するストリーミングプラットフォームやインフラで実行できる柔軟性を備えています。その結果、ライブストリームは、個々の視聴者をターゲットにした収益化が可能で、スポンサーシップやインストリーム購入を通じてゲーム開発会社に大きな収益機会をもたらします。ゲーム開発者向けに特別に構築された最初のインタラクティブストリーミングツールであるGenvid SDKは、https://www.genvidtech.comから無料でダウンロードできます。

Galaxy Interactiveについて
Galaxy Interactiveは、Mike Novogratzが設立しブロックチェーン技術とデジタル資産に特化した大手マーチャントバンクGalaxy Digitalの最新の投資部門です。Galaxy Interactiveは、Galaxy Digital EOS VC Fund(Galaxy Digitalとソフトウェア開発会社Block.oneの合弁事業)から3億2,500万ドルの投資を受け、インタラクティブコンテンツ、ブロックチェーン、その他の技術が重なる分野で事業を行う企業に特化しており、特にビデオゲームスタジオ、eスポーツ、デジタルオブジェクト、そして関連するインフラ技術に重点を置いています。この部門はニューヨーク市に拠点があり、Galaxy Digitalの共同設立者で共同経営者でもあるSam Englebardtが指揮を執っています。



配信元企業:株式会社ジェンビッド・テクノロジーズ・ジャパン
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