TPCマーケティングリサーチ株式会社、化学系ベンチャー企業について調査結果を発表

当資料は、化学系ベンチャー企業50社について、研究開発や製品展開等の観点から強みや課題、今後の方向性を分析したもの。近年の大手・中堅化学メーカーでは、革新的な技術・素材開発に向けたオープンイノベーション、外部研究機関やベンチャー企業との共同研究及びM&A活動が活発化している。また、各社の提携状況としては、共同開発等で協力する大手化学メーカーが増加しており、中にはベンチャー企業の将来性を見越して出資している企業も見られた。

概要
◆近年、大手・中堅化学メーカーは革新的な技術・素材の開発を目的としたオープンイノベーションや外部研究機関、ベンチャー企業との共同研究やM&A活動を活発に行っている。当資料は、こうした化学企業のニーズに沿うべき化学系ベンチャー企業を中心に実査したものである。

◆今回抽出した化学系ベンチャー企業50社を、各社の技術/製品を展開用途別に調査・分析したところ、環境・エネルギー用途が29社、自動車用途の技術/製品を展開している企業が21社、医薬・ヘルスケア用途が20社、電気・電子用途が18社、パッケージ用途が7社、その他用途が26社となった（重複有）。各社とも革新的な技術/製品で、それぞれの用途/産業が抱える課題やニーズに応えている。

◆すなわち、環境・エネルギー用途では各種電池部材やバイオ燃料、自動車用途では車体の軽量化材料、医薬・ヘルスケア用途では再生医療用材料、電気・電子用途ではディスプレーや半導体等に関する技術/製品が多くみられた。

◆また、ベンチャー企業の提携状況に目を向けると、大手化学メーカーが共同開発等で協力している。中にはベンチャー企業の将来性を見越して出資している企業も少なくない。例えば、九州大学発ベンチャーのKyuluxは、大手ディスプレイメーカーであるLGディスプレーやサムスンディスプレーと共同開発に携わっているほか、東京大学発ベンチャーのアドバンスト・ソフトマテリアルズは、住友精化と包括的提携を締結し、開発だけでなく生産やマーケティングにおいても協業している。

◆このように大手化学メーカーも注目するベンチャー企業50社について、当資料では研究開発や製品展開等の観点から強みや課題、今後の方向性を調査・分析している。

【調査対象】
◆自動車用途：21社
◆電気・電子用途：18社
◆医薬・ヘルスケア用途：20社
◆パッケージ用途：7社
◆環境・エネルギー用途：29社
◆その他用途：26社
※全50社（重複有）



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000197316&id=bodyimage1】

TPC市場調査レポート
「2019年　化学系ベンチャー企業要覧」
―ベンチャー発の革新的技術・素材をどう活用すべきか―
詳細はこちら＞＞　http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr410190480
資料体裁：A4判125頁
発刊日：2019年6月28日
頒価：97,000円（税抜）

【会社概要】
会社名：TPCマーケティングリサーチ株式会社
所在地：大阪市西区新町2-4-2　なにわ筋SIAビル
事業内容：マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト：http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」：http://www.tpc-osaka.com/
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