地域資産を発掘し、地元の人たちとともに名産品をゼロから作り上げる地域創生プロジェクトを主催する、むすび株式会社（本社：東京都目黒区、代表：深澤 了）は、山梨県都留市で進めてきた「まちいくつる」プロジェクトの一環として、オリジナルネクタイブランド「TSURUIKI（つるいき）」の開発・製造を進めて参りました。此の度、約20名のプロジェクトメンバーと都留市でネクタイ工場を営むリード社の協力により、ネクタイの生産が終了し、ついに一般販売を開始いたします。完成を記念し、2018年3月3日（土）に山梨県都留市にて、完成披露発表会を開催いたしました。
都留市から、世界一のネクタイブランドを。
個性あふれる6種類のネクタイがついに完成！
発表会当日は、オリジナルネクタイブランド「TSURUIKI」のターゲットやビジョン、ミッション、バリューの発表とともに、デザインを担当した6名のデザイナーから、各デザインについての説明がありました。また、製造を担当していただいたリード社の谷内氏から、デザインを実体化するために通常の約4倍の糸を使用しているという苦労話や、製造時におけるポイントなどについてお話いただきました。2017年4月のスタートから約1年。プロジェクトの集大成にふさわしい1日となりました。
ブランドビジョン
粋を世界へ。ネクタイで粋を伝える。
あえてつけたくなる粋なネクタイ。
ブランドミッション
粋のストーリーを語る。
6名のデザイナーによる、6種のデザインが完成。
約20名のプロジェクトメンバーがネクタイ作りに参加。都留市の歴史を学び、ターゲットやブランド名まで、メンバーがゼロから作り上げました。都留市でネクタイ工場を営む有限会社リード社の協力のもと、６種類のネクタイが完成。
販売開始は4月中旬。予約開始は3月15日予定。
お申込みはこちら https://machiiku.stores.jp/
少量ずつの生産のため、おまたせする場合がございます。何卒ご容赦ください。
生産量日本一の「ネクタイ」で、新たな地域資産をつくる。「まちいくつる」
都留市は人口3万2000人ほどの小さな市。歴史的に都留をはじめ、周辺の富士吉田や大月は織物の加工がさかんな地域でした。甲斐絹や甲斐織物とも言われるこの商品は、山梨県郡内地域でよく生産され、実はネクタイの生産量日本一とも言われています。市内には都留文科大学もあり、若者も一定数いますが、それでも以前より活気は失われ、富士山周辺への観光の通り道になってしまっているのが現状です。
都留市から、世界一のネクタイブランドを。
織物はメーカーブランドの下請けが多く、自主ブランドを確立できているところまで行っておりません。ネクタイは、多品種小ロット生産が可能なため、今回のブランドは、デザイン・バリエーションを取り揃えたいと考えています。ネクタイ生産量日本一を担う都留市から、名実ともに日本一、いや世界一のネクタイブランドを目指す。そして「ネクタイと言えば、都留市」というブランド・イメージをつくりあげることで、都留の活性化につなげられるのではないか。それがこのプロジェクトの狙いです。
まちいくプロジェクトとは
「まちいく」とは、「街に行く人を増やす」という意味と「街を育てる」の2つの意味を込めています。街にある地域資産を発掘し、それを地元の人達と一緒に掘り起こし育てていくことで、街を育て、街に訪れる人を増やしていくことを目的としています。
今、地域活性を課題は大きく2つあります。1つは都道府県が実施するレベルのプロモーションを、予算の少ない市町村レベルでは実現ができないという課題。もう1つが、予算がないためにボランティアに頼らざるをえず、継続が難しいということです。本プロジェクトでは、自治体の予算ありきの地域活性ではなく、プロボノとして参加いただく多くの方々のアイデアと行動を結集することで、“作って終わり”ではないビジネスモデルとして持続可能な地域活性を目指しています。
新たな地域資産を生み出し、それによって生まれた利益を、次のまちいくプロジェクトに繋げていく。この繰り返しによって、様々な地域に会社を作っていけたらと考えています。当プロジェクト「まちいくつる」は、まちいくプロジェクトの第3弾です。
▼これまでのプロジェクトの歩みはこちらからご覧いただけます。
http://www.machi-iku.com/tsuru
＜会社概要＞
社名 むすび株式会社
代表者 代表取締役 深澤 了
所在地 〒153-0063 東京都目黒区目黒2-11-3 印刷工場2F_d
資本金 550万円（資本準備金含む）
設立日 2015年4月6日
事業内容 企業・商品／サービス・採用市場におけるブランドの開発・育成
URL http://www.musubi-inc.co.jp
