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2017年に出前注文の伸びたメニューを調査 名古屋発祥の「台湾カレー」メニューの出前が増加 2018年トレンドの「地味飯」料理も紹介



<調査結果サマリ>

1. 2017年に伸びた出前メニュー

台湾カレー
名古屋メシのひとつである「台湾ラーメン」の派生メニュー。野菜ベースのマイルドなカレーに「台湾ラーメン」の台湾ミンチ(鷹の爪とにんにくを効かせた醤油味のひき肉)と「卵黄」を乗せたものです。
2016年から2017年の商品出数の伸びは2560%でした。「台湾カレー」の商品出数の伸びた要因としては、商品数が10倍に増え、1店舗あたりの出数約3倍に増えたためと考えられます。
また、「台湾カレー」を提供できる地域も2016年は愛知と東京の2地域だったのが2017年には関東、関西に広がってきています。

2. 2018年注目の出前メニュー

2018年のグルメトレンドとしてすでにインスタグラムなどのSNSでブームとなっているのが「地味メシ」です。
「地味メシ」とは茶色を基調とした「地味な料理」のことです。
インスタグラムではすでに2万件以上の投稿があり、ご飯、汁もの(味噌汁やシチューなど)、おかずが並んだ日常の献立が多く、「地味メシ=普段の食事や家庭的・庶民的な食事」の総称のように使われているようです。
そこで、2018年おすすめの「地味メシ」の出前メニューを紹介します。

<調査結果詳細>

2017年の出前館における出前注文数を商品ごとに調べたところ、昨年と比較して特に出数の伸びが目立ったのは「台湾カレー」で、伸び率は2560%でした。
「台湾カレー」とは、名古屋メシのひとつである「台湾ラーメン」から派生したメニューです。「台湾ラーメン」は名古屋市千種区に本店を構える台湾料理「味仙(みせん)」発祥のラーメンで、台湾出身の店主が現地のタンツー麺を激辛にアレンジしたものです。「台湾ラーメン」は昭和40年代に考案され、今では名古屋市内のラーメン店、中華店のおよそ半数で台湾ラーメンが取り扱っており、台湾には存在しない名古屋生まれの台湾ラーメンとして定着しているそうです。
この「台湾ラーメン」をヒントにして生まれたのが先述の「台湾まぜそば」で、鷹の爪とにんにくを効かせた醤油味のひき肉の台湾ミンチを極太の中華麺にのせた汁なし麺の一種です。「台湾まぜそば」も名古屋近辺のおよそ200店舗で食べられると言われ、うどん店や居酒屋、焼肉店やコンビニなどラーメン店以外でも提供されています。出前館でも、「台湾まぜそば」の出前注文は2016年頃より伸び始めており、2015年から2016年の出前商品の出数の伸び率は728%、2016年から2017年は同432%でした。

この「台湾まぜそば」発祥の店「麺屋はなび」が考案したのが「台湾カレー」で、具材は野菜ベースのマイルドなカレーに「台湾まぜそば」の台湾ミンチと卵黄を乗せたものです。
「台湾カレー」の商品出数の伸びた要因としては、商品数が11商品から124商品と10倍に増え、1店舗あたりの出数も2016年から2017年で約3倍に増えており、「台湾カレー」の取り扱い店舗はまだ少ないながらもユーザーの注文ニーズが増えてきていることもうかがえます。また、「台湾カレー」の提供エリアも2016年は愛知と東京の2エリアだけだったのが、2017年は大阪・京都・兵庫の関西エリア、神奈川・埼玉といった関東エリアにも広がり、取り扱い店舗も2016年と比べて8倍になったことも商品出数の伸びに影響していると見られます。

「台湾カレー」といっても店舗により内容が異なり、「チリチリ亭」の「台湾カレー」は台湾ミンチと卵黄がのったシンプルなものですが、「麺屋 志」では台湾ミンチ、卵黄の他に焼豚、ねぎ、福神漬けがトッピングされています。また、カレーうどん専門店の「皆川」では、カレーうどんに台湾ミンチ、卵黄をのせて「台湾カレーうどん」として提供しています。
また、前述の「チリチリ亭」はシンプルな「台湾カレー」の他に「ロースカツ台湾カレー」や「からあげ台湾カレー」、「DX台湾カレー(エビフライ・ロースカツ・唐揚げがのったもの)」などボリュームのあるメニューも扱っており、中でも「ロースカツ台湾カレー」は2017年の「台湾カレー」商品の中で最も注文されたメニューでした。

次に、2018年注目のグルメトレンドについて調べたところ、すでにインスタグラムなどのSNSでブームとなっているのが「地味メシ」です。インスタグラムで「#地味メシ(めし/飯)」もしくは「#地味ごはん」で検索をするとすでに2万件以上の投稿がありました。投稿写真は、昨年の流行語大賞となった「インスタ映え」する料理とは異なる「地味」な見た目のものが多く見られます。
リクルートライフスタイル内の調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が2017年12月にインターネット上で行った「地味メシ」に関するアンケートによると、インスタグラムに投稿された「#地味メシ」の印象は60%の人が「親しみやすい」「健康的である」、52%の人が「好感がもてる」と回答していました。また、同機関の調査によると、横丁や居酒屋で提供される昔ながらの家庭的なメニューにも「#地味メシ」とハッシュタグをつけて投稿しており、手作りの家庭での食事だけを指すものでもないようです。
「地味メシ」は明確な定義はなく、普段の食事や家庭的・庶民的な食事の総称のように見られます。
以下では出前総研が選んだ「地味メシ」出前メニューを紹介します。

今後も『出前総研』では、最新の出前・デリバリーに関する調査研究と情報発信を行って参ります。
※本リリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
※本リリースに記載されている価格はすべて税込価格です。また、価格は地域によって異なる場合があります。

【調査概要】
● 2017年に伸びた出前メニュー
 2016年と2017年の出前館の商品出数を元に独自算出方法で集計
● 「台湾まぜそば」の商品出数推移
 商品名に「台湾まぜそば」を含むメニューの2015年1月~2017年12月の注文実績

【出前総研 概要】
これまでの『出前館』運営により蓄積してきた経験と知見を活かし、自ら情報を発信していくことにより、日本の出前・デリバリーを含めた中食産業、外食産業を中心とした「食」産業の活性化に貢献していくことを目的に開設された機関です。出前・デリバリーを含む中食に関する領域を総合的に調査・研究し、情報発信しております。また、日本最大級の宅配ポータルサイト『出前館』の運営によって得た様々なデータや、その経験を活かしたメニュー開発、プロモーションや配送等の出前・デリバリーに関連するコンサルティング活動も同時に行っております。
(『出前総研』:http://demaesouken.blogspot.jp/

【運営会社:夢の街創造委員会株式会社 概要】
■設立:1999年9月9日
■資本金:11億1,330万円(2016年8月末現在)
■所在地:(大阪本社)〒541-0056 大阪市中央区久太郎町3-6-8 御堂筋ダイワビル8階
      (東京本社)〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館15階
■代表者:代表取締役社長 中村 利江
■WEBサイト:http://www.yumenomachi.co.jp/
■主な事業概要:日本最大級の宅配ポータルサイト『出前館』https://demae-can.com/の運営









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