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ボルグワーナー、48V技術により電気自動車の燃費を向上 グローバル自動車メーカー3社への供給を開始



2017年9月19日
本プレスリリースは、2017年9月12日にアメリカ合衆国で発表された英文リリースの抄訳版です。

 ボルグワーナー(本社:アメリカ合衆国ミシガン州アーバンヒルズ、社長兼最高経営責任者:ジェームズ・ベリアー/James Verrier)は、駆動システムの需要が世界規模で変化していくと予測しています。また、燃費、機能、性能に対する消費者の需要を満たす上で、フルハイブリッドおよびバッテリー式電気自動車(BEV)向けシステムに加え、48Vマイルドハイブリッド技術が重要なステップになると考えています。ボルグワーナーは、2015年のRemy社の買収と、電動車両向け部品サプライヤーであるSevcon社の今年中の買収合意を通じて、業界で最も幅広い48Vマイルドハイブリッド技術を開発し、提供してきました。

 ボルグワーナーは、ハイブリッド車の年間生産台数が2027年までに約2,500万台に達し、48Vシステムは世界のハイブリッド車市場の60%超を占めることになると予測しています。電動コンプレッサー「eBooster(R)」やiBAS(integrated belt alternator starters)といったボルグワーナーの48Vシステムは、廃エネルギーを保存して有効活用し、さらなる駆動力、燃費、性能を提供します。ボルグワーナーは現在、最新システムを利用してeBoosterソリューションの量産化に乗り出しており、ダイムラーの最新式3.0Lガソリンエンジン用をはじめとして、グローバル自動車メーカー3社への販売を開始します。

 ボルグワーナーの最高技術責任者 クリストファー・P・トーマス(Christopher P. Thomas)は、「当社は、複数の48V製品分野で事業を展開しているため、個々のテクノロジーをシステムとして機能させることができます。例えば、当社のエンジニアは、電動コンプレッサーeBoosterとiBASを組み込んだ48Vシステムを評価し、バッテリー充電から駆動システムへのニーズに最も効果的に転換する上で最適な制御戦略を決定しました。これによって効率が向上し、エンジンサイズの最適化や、ターボチャージャーと駆動系コンポーネントのより適切な組み合わせが可能となり、自動車メーカーは、パッケージングスペース、アーキテクチャ、デザイン、燃費の革新的な改善を実現します。ベースラインとアプリケーションによっては、燃費が20%改善する可能性もあります。」と述べています。

 ボルグワーナーの社長兼最高経営責任者 ジェームズ・R・ベリアー(James Verrier)は、「当社は、電気自動車技術に対する需要と機会の創出に期待を寄せています。これは業界にとって大きな転機となるでしょう。48Vシステムの量産化は、よりクリーンで、よりエネルギー効率に優れた製品という最終目標の達成につながると考えています。当社は、幅広い製品群とシステムに関する深い知識を生かして、自動車メーカーの目標達成を迅速に支援できます。」と述べています。

 ボルグワーナーは、フランクフルトの国際モーターショー(IAA)およびミシガン州の「Electric &Hybrid Vehicle Technology Expo」において、電動コンプレッサーeBooster、iBAS、軸上/軸外P2 モジュール、eAWD電動モジュール、ワンウェイクラッチ、電動リアドライブモジュール(eRDM)、電動モーター、パワーエレクトロニクス、高効率トランスミッションなど、内燃機関、ハイブリッド車、電気自動車向けの幅広いテクノロジーを出展しました。

ボルグワーナーについて
ボルグワーナー(NYSE: BWA)は、自動車の内燃機関、ハイブリッド車、電気自動車向けのクリーンで高効率な技術ソリューションを提供するグローバルなリーディングカンパニーです。世界17カ国62カ所に生産・開発拠点を持ち、全世界でおよそ27,000人の従業員を擁しています。詳細については、borgwarner.comをご覧ください。




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