ディメンションデータが協力、ニュージーランド航空が拡張現実で未来型機内サービスを実現

2017年5月24日　ディメンションデータ　シンガポール発　ー　ニュージーランド航空が、搭乗者への未来型機内サービスの一部を公開しました。


　同航空会社は、ITサービスプロバイダー ディメンションデータと協業し、マイクロソフト社の拡張現実（AR）ビューワー「HoloLens」向け独自ソフトウェアを導入しました。これは、ビューワーに主要な顧客情報を集約して表示し、業務遂行のために客室乗務員をサポートするというものです。

　表示される顧客データとは、それぞれの顧客の食事や飲み物の選択、今後のフライト予定、会員ステージなどです。このシステムは、視覚と音声情報から顧客の感情を検知できるという洗練された機能まで搭載しています。
ニュージーランド航空のチーフデジタルオフィサー アヴィ・ゴーラン氏は、"われわれは「HoloLens」のような新しく画期的なテクノロジーを積極的に試す進取の気性を育成中だ"と述べています。
「このソフトウェアは、他のパートナーとの協業、テクノロジーによる働き方改革、パーソナライゼーション強化による顧客体験の向上を示せる素晴らしい実例です」（ゴーラン氏）
このテクノロジーの導入により、同社の客室乗務員は、環境保護上のメリットも高いペーパーレス機内システムへと移行することもできました。

　ディメンションデータ エンタープライズサービスディレクター マーク・ディアーはこう述べます。
「ニュージーランド航空と長期にわたって良好な関係を構築していることを誇りに思います。
最新テクノロジーは、従業員と顧客経験向上のために何ができるか、われわれにあらためて考えさせる機会をくれます。ニュージーランド航空とともに、こうしたデジタル最前線を開拓していくことに高揚しています」

ディメンションデータ協力によるニュージーランド航空「MicrosoftHololens」トライアルの様子はこちらからご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=rfcPz_Yg_R4&feature=youtu.be

■ニュージーランド航空について：https://www.airnewzealand.co.nz/
■マクロソフト社HoloLens：https://www.microsoft.com/en-us/hololens

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