【2016年8月】アトリエ・センターフォワード「矢内文章」の『動詞で考える』演技・演出トレーニングマッチ【全4回】
- 2016年06月06日 09:00:00
- マネー
- Dream News
2015年には小劇場ながら1000人の動員を超えた演劇プロデュース団体「アトリエ・センターフォワード」(代表・矢内文章)は第13回となる新作公演『あじわうとき』を大阪・東京の2都市で上演後、第7回目となる『動詞で考える』演技・演出技法の無料ワークショップを東京都内で開催する。
アトリエ・センターフォワード《2016年夏》トレーニングマッチ(7)『動詞で考える』
「アトリエ・センターフォワード」では、不定期にワークショップを開催しております。
劇作家・演出家・俳優である矢内文章が提唱する『動詞で考える』演技・演出技法をベースに、毎回新たなテーマで実施しております。
第7回目となる今回は、全4日、着実に体感していける日程です。
今、なにをしているのか?
それはなぜか?
どうやってするのか?
これを問いかけ続けることで、作品や役への理解を深め、舞台上で「生きる」ことができます。
動詞をテコにして奥行のある力強い表現を創りだす方法です。
より豊かな表現のために。
より深い準備のために。
なにより、
生きるために。
動詞で考えてみませんか?
□参考資料:
【ちょっと解説! 「動詞で考える」芝居創りについて】
→ http://centerfw.net/workshop000
□参加方法
info@centefw.net 宛あるいは http://centerfw.net/ の「お問合せ」より、
下記の必要事項をご記入の上お申込みください:
1. 件名「ワークショップ・■●▲(←お名前)」
2. お名前フリガナ
3. 電話番号
4. @centefw.net からのメールを受信可能なメールアドレス
5. プロフィール・参考URLなど
6. その他なにかあれば
奮っての御応募をお待ちしております!
●第6回ご参加の藤井円さんのご感想:
私は、芝居を学び始めて3年ですが、台本を手にしてよく耳にする「役の背景(心情)を考える」とは、どのようにすればいいのか全く掴めないでいました。
アトリエ・センターフォワードのWSは3回目ですが、毎回、役を考える上での手引きを具体的に言葉と実践によって学ぶことができ、今は演技に対する理解が変わり、正直興味がなかった演劇分野(シェイクスピア)にのめり込むほどに、演劇の見方も変わりました。
そして芝居にも、色々なスタイルや流行があるかもしれませんが、アトリエ・センターフォワードのWSでは、それ以前に必要な演じるための「公式」のようなものを学べると思います。
WSで学んだその公式に、自分のスタイルを当てはめて行くことで、自分らしい芝居が見つかるのかなと、今は楽しみです。
また、参加人数が多いと、色んな考え方やアイディアに出会えるので、とても興味深く勉強になりました。
今後も、アトリエ・センターフォワードのWSは必ず参加するつもりです!
●第6回ご参加の宮城由紀乃さんのご感想:
最初に行った身体を動かすゲームは、お芝居にとって重要な事が沢山詰まっており、楽しみながら鍛えられる良い手段だと思いました。
「動詞で考える」とはどのような事なのかを実際に体験して、客観的に見て、凄く良く理解できました。
最初に台本の半分だけをやったのも、短い分やりやすく、後半を自分達で考えることが出来て良い流れだと思いました。
1人1人と丁寧に向き合ってくださり、全員が理解できて行動に移せたと思います。また、最後まで突き詰めていく矢内さんの集中力は純粋に凄いなと思いました。
ワークショップの時間や休憩時間を有意義に過ごす為にも、1日の流れを最初に説明していただけたら、より良かったと思います。
本日は誠にありがとうございました。
●第6回にご参加した男性のご感想:
本日はありがとうございました。今後役者として生きていく上で、とても貴重な体験でした。普段、どうしても、芝居中に自分の内面と向き合うことを要求されがちですが、相手にどう影響を与えたいかというアプローチで芝居をすることで、自分が嘘臭い何かから解放された気がしました。実際、日常で、私たちは、予め自分の感情を決めて誰かと接することはありません。感情は相手から受けとるもので、常に突然でドラマチックです。そういうリアリティをどうやれば演技のなかで手に入れることができるのかを、今日教えていただいた気がします。本当にありがとうございました!
●第6回にご参加した女性のご感想:
私は今まで演技をする中で、相手の言っていることを聞いて自分がどう動くか、という受動的な方向でやっていました。それでも十分やりとりはできていると思っていましたが、今回、相手に対しての働きかけを、「自分がどうしたいか?」という能動的なアプローチでやってみて、自分では予期せぬ感情が出てきたり、予期せぬ行動をしたり、自分でも「今なんで私はこんなことを思っているんだろう?今のは何だろう?」と理解不能な心や体の動きが出てきて少し自分に翻弄された部分がありました。でも、自分の生の今の感情を出していくということはとても重要な役作りの過程であり、今後の演劇活動に役立てていきたいと思いました。
●第6回にご参加した西川由美さんのご感想:
いつも芝居の組み立てをするときに自分発信だったのですが、相手にどうしてもらいたいからこう行動するというアプローチが新鮮で演じていてとても楽しかったです。同じ台本なのに演者が変わると何通りにも物語ができて観ていて楽しかったです。
●第6回にご参加した女性のご感想:
今回、一日のみでしたけど、数回受けてきた自分にとっては、今までを踏まえて、自分の課題をどう短時間に試すかという瞬発力的な意味では中々良かったです
自分がどう理解してそれを落とし込めるか?
人数が多い分観て居て得る物も多いですが、自分が試す時間が短いため、与えられた時間でどれだけ相手と向き合えるか、試せるかを前のめりにやらないと得るものが限られるというシビアな時間であったなも感じました
自分の今を知るには、通常の長さの間に今回のような機会があると課題も見つかるため良い機会だったと思います
ありがとうございました
「動詞で考える」芝居創りの例:
アトリエ・センターフォワード
第13回公演『あじわうとき』
作・演出 矢内文章
出演 大手 忍 × 矢内文章
(劇団桟敷童子)
東京公演 2016/6/15[水]~19[日]
- 新宿 SPACE 梟門
大阪公演 2016/6/24[金]~26[日]
- IKSALON表現者工房
こけら落とし公演
| ミツ子は戦災孤児だった。
| 焼野原を駆け抜けた彼女は、生きるためならなんでもした。
| 多少の幸運はあったかもしれない。
| だが、過ごした歳月を振り返ってみると
| そのときに良かったことが後で足を引っ張ったり
| 残念な出来事が自分を助けてくれたりもした。
| つくづく思う。
| 結局、時代のなかで生きてきたのだ。
| 今、80歳。
| あじわうときを迎えている。
|
| 戦後の昭和から平成、21世紀を生きてきた
| ひとりの女性ミツ子。
| 彼女の数奇な人生を「頭の中のお友達」とともに振り返る
| 濃密な二人芝居。
○制作・稽古の様子
→ http://facebook.com/centerfw
→ http://twitter.com/ACFSTAGE
→ http://instagram.com/centerfw
○CoRich舞台芸術『観たい!』クチコミメッセージ
→ http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=58251
○メディア掲載
「大阪日日新聞」
→ http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160602/20160602033.html
「エンタメ特化型情報メディア『スパイス』」
→ http://spice.eplus.jp/articles/56051
●タイムテーブル
[東京公演 8ステージ]
6月15日(水)[1]夜19:30
6月16日(木)[2]昼14時 [3]夜19:30
6月17日(金)[4]昼14時 [5]夜19:30
6月18日(土)[6]昼14時 [7]夜19:30
6月19日(日)[8]昼14時
[大阪公演 5ステージ]
6月24日(金)[1]夜20時※
6月25日(土)[2]昼14時※ [4]夜18時
6月26日(日)[4]朝11時 [5]昼15時※
※終演後にポストパフォーマンストーク開催
※開場は開演の30分前、上演時間は約1時間30分。
●チケット料金
○東京公演 ○大阪公演
前売一般| 3,500円 2,500円
当日券 | 4,000円 3,000円
学生割 | 2,800円
地域割 | 2,800円
※各種割引は東京公演のみの適用
●チケット購入
公式サイト http://centerfw.net/ より各種プレイガイドにて
●会場アクセス
○東京公演 @新宿三丁目「SPACE 梟門」
・都営地下鉄新宿線/東京メトロ丸ノ内線/副都心線
新宿三丁目 駅C5出口すぐ
・JR 新宿 駅東口より徒歩10分
○大阪公演 @寺田町「IKSALON表現者工房」
・JR大阪環状線 寺田町 駅北口から徒歩10~15分
●アトリエ・センターフォワードについて
2008年、矢内文章のオリジナル作品を上演するために結成。年2回程度の公演で様々な角度から「個人では抗えない大きな流れのなかで必死に闘う人々」を描く。2013年には海外戯曲シリーズも創設し、挑戦の幅を広げている。“センターフォワード”は、あらゆる感覚を研ぎ澄まし、知恵と労力をフル活用してゴールを奪う。サッカーを愛してやまない代表の矢内が、舞台上での大胆かつ繊細なプレイを目指し、もっともこだわりを持つこのポジションを団体名に冠しました。
硬質な題材を、皮肉やユーモアを交えた自分たちの言葉と感覚で「ストーリー」と呼ばれるものに紡ぐ作風。安易に説明的にならず、イメージが先行しすぎもしない。目指すは「硬質でいて軽やか、精緻かつダイナミックな表現」。その手法は、社会や人間の深淵を覗き見したいがためのオーソドックスな正面突破。これが私たちのエンターテイメントです。
2014年、外国人観光客を演劇公演に無料招待しコミュニケーションを図る『バックパック&シアター』をスタート。
●大手 忍について
1985年生まれ。埼玉県出身。
円・演劇研究所を経て2007年に劇団桟敷童子入団。以後、劇団の全ての公演に参加。
2013年下北沢スズナリ『紅小僧』では、体当たりな演技で、近藤正臣の相手役を演じる。
『おばけの太陽』や『TIME~体夢~』などの主演作多数。東憲司が鶴屋南北戯曲賞を受賞した『泳ぐ機関車』では、主役の少年を熱演。この作品はNHK BSプレミアムでも放送された、劇団の代表作である。
また、ラジオドラマ、NHK FMシアター 『ニンに合わない』や『もと天使松永』など、声の活動も行っている。
アトリエ・センターフォワードへの出演は第10回公演『シャワー』(ヒューマノイド・アルファ役)以来2作目。
●矢内文章について
アトリエ・センターフォワード代表。作・演出・出演担当。1971年、東京都出身。
劇団俳優座研究生3年修了。東京学芸大学教育学部卒。一般社団法人日本演出者協会会員。
20代より俳優として活動しながら自主制作映画の脚本・監督を担当し、ワークショップの台本なども執筆。
30歳でリチャード・ギアやアル・パチーノ、ショーン・ペンらからも信頼の厚い演出家R.A.アッカーマンと出会い、7年間作品をともにし様々な影響を受ける。
2008年にアトリエ・センターフォワードを設立。すべての事柄が作品コンセプトから出発することを目指すため、スタッフや俳優が作品ごとに集うプロデュース形式とした。
主な執筆作品として、NHK FMシアター『ケンタウルと天使の矢』(2016年7月30放送)など。
演出作品はアトリエ・センターフォワード全作品ほか、『一人と千三百人』(日本演出者協会)、『タルチプ~月の家~』(シアタートラム)、『ホンプル~魂の炎』(東京・京都・ソウル公演)など。
出演舞台には木冬社『悪童日記』(演出 清水邦夫・松本典子)、六本木俳優座『ミラノの奇跡』(演出 栗山民也)、パンプランニング『ミュージカルコメディ あなたを待ちながら』(演出 是枝正彦)、TPT『桜の園』(演出 熊林弘高)、ロバート・アラン・アッカーマン演出作品として TPT『BENT』『エンジェルス・イン・アメリカ』『三人姉妹』、the company 『バーム・イン・ギリヤド』『1945』など。
出演映画には『エイジアン・ブルー 浮島丸サコン』(監督 堀川弘通)、『きけ、わだつみの声』(監督 出目昌伸)、『亡国のイージス』(監督 阪本順治)などがある。
●公演スタッフ
作・演出 矢内 文章
美術 寺田 真理
照明・映像 内田 誠
照明助手 渡部 美和
音響 歌野 美奈子
衣装 有島 由生
宣伝美術 松田 陽子
写真撮影 小林 幸史
映像コーディネイト 冨士山 和夫
アトリエ 小暮 智美
・ 牧村 真由美
センターバック 工藤 彩
制作 大貫 アイ(シャラパン)
尾崎商店
制作協力 mtakeda(junksharp)
共同制作 IKSALON表現者工房
主催 アトリエ・センターフォワード
●協力
junksharp 榎の樹ホール 池林坊・太田篤哉 池田直隆 秋津ねを(ねをぱぁく) (有)タ クラフト 桜建設(株) (株)土屋電業 池田機業(株) オプトランドエンターテイメントジャパン 特定非営利法人アートシアター
●お問合せ
(代表)アトリエ・センターフォワード
TEL:080-6685-2908 info@centerfw.net
(大阪公演)尾崎商店
TEL:080-4249-9902 ozakishouten2008@gmail.com
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