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未邦訳の海外文献を多数参照し、アラブの春、イスラム国問題に終止符を打つ1冊! 『陰謀と虐殺――情報戦争から読み解く悪の中東論』 イラン・サウジ・エジプトなどアラブ諸国と欧米露の暗闘を暴く



株式会社ビジネス社(東京都新宿区:代表取締役社長 唐津隆)は、2016年5月19日に『陰謀と虐殺――情報戦争から読み解く悪の中東論』を発売いたしました。

中東のインテリジェンスといえば、イスラエルの対外情報機関であるモサドの活動に焦点が当てられることが多いですが、しかし、エジプトも、イスラエルに対抗しうる程の高度なインテリジェンス能力を備えています。エジプトに限らず、イスラエルの周辺諸国も、常にイスラエルに苦しめられる弱小国などではなく、高いインテリジェンス能力を備えた、強力でしたたかなアクターだったのです。これは新鮮な衝撃でした。

本書では、アラブの春からイスラム国に到るストーリーを、中東諸国のインテリジェンスという観点から再構成を試みた挑戦的な1冊です。アラブの春、イスラム国問題に終止符を打つ、したたかなアラブ諸国。CIA、モサドに劣らない中東情報機関の暗躍、アメリカの民主化工作=アラブの春を逆手にとり、イスラム国をも利用するアラブ諸国と欧米露の暗闘を暴いていきます。
シリア内戦をめぐる複雑な構図が一目でわかる勢力図入り。また、日本ではまだ翻訳されていない多数の海外文献も参照して構成しました。

「アラブの春」=スンニ派の春、「イスラム国」=イスラム教を装った全体主義国家
はじめに じつはモサドと同等の中東諸国の情報機関
第一章 繰り返されるテロと欧州の没落
第二章 中東諸国の原型となったエジプト
第三章 宗教国家イランを支えるインテリジェンス
第四章 サウジの「エージェント」だったビン・ラーディン
第五章 イスラム国の起源 ――過度の残虐性は何に由来するのか
第六章 イスラム国はなぜ宣伝が巧みなのか――アラブの春とアメリカの中東政策の転換
第七章 サダム・フセインの亡霊――「偽旗作戦」としてのイスラム国
中東と日本 あとがきにかえて


【著者】
柏原竜一(かしはら りゅういち)
情報史研究家。
昭和三十九年生まれ。京大西洋史学科、仏文科卒。中西輝政氏(京大名誉教授)が主宰する情報史研究会に所属。
著書に、『中国の情報機関――世界を席巻する特務工作』(祥伝社新書)、『自ら歴史を貶める日本人』(共著、徳間ポケット)、『インテリジェンス入門』(PHP研究所)、『インテリジェンスの20世紀』(共著、千倉書房)、『名著で学ぶインテリジェンス』(共著、日経BP文庫)、『亡国のインテリジェンス』(共著、日本文芸社)など。平成二十七年、長崎大学客員教授(熱帯医学研究所国際保健分野)。

(著者)柏原竜一

(価格)1,800円+税 

〈発売日〉2016年5月19日 

〈判型・ページ数〉四六判 並製 288ページ

〈出版元〉ビジネス社

著者への取材、企画ご協力、読者プレゼントご対応も承ります。
《 お問い合わせ先 》
株式会社ビジネス社 広報担当:松矢
〒162-0805 東京都新宿区矢来町114番地 神楽坂高橋ビル5F
TEL 03-5227-1602/FAX 03-5227-1603




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