人気チャイナウォッチャー2名の対談が実現! 『中国黙示録 未来のない国の憐れな終わり方』 台湾総統選からわかった「反中国」、これからの10年
- 2016年04月14日 10:00:00
- マネー
- Dream News
株式会社ビジネス社(東京都新宿区:代表取締役社長 唐津隆)は、2016年4月8日に『中国黙示録 未来のない国の憐れな終わり方』を発売いたしました。
人気評論家で『余命半年の中国経済』など、中国経済関連で鋭い分析を見せる渡邉哲也。台湾出身で中国はもとより、台湾、中台関係を研究してきた評論家で拓殖大学日本文化研究所客員研究員の黄文雄。この人気チャイナウォッチャー2人による初めての対談をまとめたのが本書です。今回のテーマは「中国のメルトダウンと変貌する東アジア」です。
まず渡邊氏は、2016年1月の上海株式市場の暴落によりいよいよ中国経済は余命わずかとなったと指摘。1兆ドル以上ともされるキャピタルフライト(資本逃避)により人民元安が進む一方、それを防ぐための為替介入、そして株価維持のためのPKO(株価維持政策)が限界に達したとします。さらにその結果、外貨準備高が大幅に減り、1兆ドル以下になっているともいわれており、そのため今までに見られた中国の株価が下がると世界の株価が下がるという連動性が低くなっていくと見ています。だからアメリカは強気な利上げができたというのです。
一方、黄氏は、中国は改革開放の結果、外需依存でしか生きられない「通商国家」になってしまったと指摘。さらにモンゴルの元以来の「海洋強国」を目指しているものの、国際社会にそれが認められるかはなはだ疑問だといいます。また、台湾で国民党支配が崩壊したのは、これまでの東南アジア諸国の民族解放、独立運動の始まりに見られた「華僑追放」と通じるものがあり、そうした変化を日本人は見抜かなければならないと主張します。
中国の政治経済、そして東アジアの今後を、台湾など複数の視点から見直した新しい中国分析本の誕生です。
<本書の内容>
第1章――ご都合主義国家・中国のメルトダウン
第2章――変貌するアジア
第3章――国民党の終焉と中国
第4章――台頭するネット世代とサイバーウォー
第5章――二一世紀の人類に委ねられた問題の解決
第6章――中国を滅ぼすパンデミック
著者:黄文雄(こう・ぶんゆう)
作家・評論家。1938年台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業。明治大学大学院修士課程修了。拓殖大学日本文化研究所客員研究員。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)で大反響を呼び、評論家活動へ。1994年、巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞。日本、中国、韓国など東アジア情勢を文明史の視点から分析し、高く評価されている。著書に『断末魔の中国経済』『米中韓が仕掛ける「歴史戦」』『真実の中国史【1949-2013】』(以上、ビジネス社)、『中国の戦争責任』『これから始まる中国の本当の悪夢』(以上、徳間書店)、『日本人なら知っておきたい中国の捏造の歴史』(宝島社)、『それでもなぜ、反日大国の中国人、韓国人は日本に憧れるのか?』(海竜社)など多数。
著者:渡邉哲也(わたなべ・てつや)
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営に携わる。インターネット上での欧米経済、アジア経済などの評論が話題となり、2009年に出版した『本当にヤバイ! 欧州経済』(彩図社)がベストセラーに。内外の経済・政治情勢のリサーチ分析に定評があり、様々な政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行う。主な著作に『余命半年の中国経済』、『ヤバイほどおもしろ楽しい台湾見聞録』『これからヤバイ世界経済』(以上、ビジネス社)、『戦争に突入する世界 大激変する日本経済』『中国壊滅』『ヤバイ中国』(以上、徳間書店)、『日本人が知らない世界の「お金」の流れ』(PHP研究所)など多数。
(著者)黄文雄、渡邉哲也
〈価格〉1,200円+税
〈発売日〉2016年4月8日
〈出版元〉ビジネス社
著者への取材、企画ご協力、読者プレゼントご対応も承ります。
《 お問い合わせ先 》
株式会社ビジネス社 広報担当:松矢
〒162-0805 東京都新宿区矢来町114番地 神楽坂高橋ビル5F
TEL 03-5227-1602/FAX 03-5227-1
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