累計調達額は1億ドルを突破、シリーズB以降で売上高は300%成長。Zero Networksがサイバーセキュリティの主導権を攻撃者から防御側へと転換
フロリダ州オーランド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --マイクロセグメンテーションを再定義し、その真価を遂に実現しようとしているサイバーセキュリティ企業であるZero Networksは、このたびシリーズC資金調達において5500万ドルを調達しました。本調達により、Zero Networksは、「ディフェンダーの時代」の先頭を走る存在としての地位を確固たるものにしました。「ディフェンダーの時代」とは、脅威に受動的に対応する防御側ではなく、攻撃者が能動的に対応し、認証情報およびネットワークに基づく制御に直面せざるを得なくなるという、サイバーセキュリティにおけるパラダイムシフトを指します。




今回の資金調達は、Highland Europeが主導し、既存投資家であるF2 Venture Capital、PICO Venture Partners、Venrock、U.S. Venture Partners(USVP)が参加しました。これにより、Zero Networksの累計調達額は1億ドルを超えました。なお、Highland Europeプリンシパルであるジェイコブ・バーンスタイン氏が、Zero Networksの取締役会に加わります。
Zero Networksは、シリーズB以降、顧客数を3倍、従業員数を2倍に拡大し、売上高では300%以上増加しました。この成長は、ラテラルムーブメント(侵入後の水平移動)を阻止し、真のゼロトラスト制御を実現したいという企業の喫緊のニーズの高まりに後押しされたものです。ラテラルムーブメントは、ランサムウェアやサプライチェーン攻撃の大半で用いられる主要な手口でありながら、マイクロセグメンテーションが導入されていない多くの組織では、このリスクに対して極めて脆弱な状態にあります。従来のツールは境界防御に重点を置いていますが、ひとたびその境界が突破されると、攻撃者は組織内を自由に移動し、数日から数週間にわたって発見されないことも珍しくありません。Zero Networksは、こうした事態を未然に防ぐことを使命として誕生しました。
Zero Networksのアプローチの中核にあるのは、極めてシンプルなマイクロセグメンテーションソリューションです。マイクロセグメンテーションは、長年にわたりラテラルムーブメントを阻止する「最善の手段」として高く評価されてきた一方で、その実装と拡張があまりにも複雑であるという理由から、導入が敬遠されてきました。Zero Networksは、エージェント不要かつ自動化されたソリューションによって、この常識を覆しました。同ソリューションは、マイクロセグメンテーションを効果的かつ手間なく実現するものであり、2024年に記録的な成長を達成したこと、そして継続的な高評価の顧客レビューが、その有効性を裏付けています。
今回の新たな資金調達は、Zero Networksの次なる成長段階を後押しするものであり、営業・マーケティング、研究開発、カスタマーサポート各チームの拡充に充てられます。また、北米、EMEA(欧州・中東・アフリカ)、APAC(アジア太平洋)における市場開拓への投資拡大や、Zero Networksの受賞歴を持つソリューションの継続的な技術革新にも活用されます。
「マイクロセグメンテーションは、ネットワーク防御において長年“切り札”として称賛されてきましたが、その複雑さゆえに敬遠されてきました」と、Zero NetworksのCEO兼共同創業者であるベニー・ラクニショクは述べています。「今回の資金調達は、当社が創業以来主張してきたこと、すなわちマイクロセグメンテーションをシンプルかつスケーラブル、そしてランサムウェアを封じ込め、ラテラルムーブメントを根本から阻止できるほど強力な手法として実現できる、ということを裏付けるものです。今や、あらゆるネットワーク防御担当者にとって、後手に回るのではなく主導権を握る大きなチャンスが到来したのです。」
Zero Networksは、最新のマイクロセグメンテーションを中核としながら、Zero Trust Network Access(ZTNA)およびIdentity Least Privilege(最小権限アクセス制御)を含むソリューション一式を、統合プラットフォーム上で提供しています。制御の基盤を「認証情報」に置くことにより、Zero Networksの特許技術であるMFA(多要素認証)ベースのアプローチは、すべてのユーザー、デバイス、ワークロードにおいて最小権限アクセスを確保し、「名ばかりでない真のゼロトラスト」を実現しています。
「サイバーセキュリティにおいて、最も有望でありながらしばしば誤解されている技術がマイクロセグメンテーションです」と、Highland Europeのプリンシパルであるジェイコブ・バーンスタイン氏は述べています。「この技術は、攻撃に対応するのではなく、あらかじめ防御を組み込むゼロトラスト・アーキテクチャの中核を担うものです。Zero Networksの評価を始めた初期段階から、顧客がZeroを“好む”のではなく“愛している”ことが非常に明確でした。これは、創業メンバーから最近入社した社員まで、あらゆるレベルの人材による成果を物語っています。彼らは、Zero Networksの顧客に高品質なサービスを提供し、革新的なソリューションを構築するために厳選された人々です。同社が顧客にとって極めて大きな成果をもたらす、並外れた成功を収める企業になると確信しており、その発展に関わっていけることを楽しみにしています。」
Zero Networksは、2025年8月6日〜7日に開催される「Black Hat USA」に出展予定です。ブース番号2251まで是非お越しください。8月まで待てない方は、Zeroのマイクロセグメンテーション・ソリューションを、バーチャルで体験できるセルフガイド形式のプロダクトツアーをご利用ください。
Zero Networksの詳細については、zeronetworks.comをご覧ください。
Zero Networksについて
Zero Networksは、ランサムウェアを阻止し、わずか数日で導入可能な、手間のかからないマイクロセグメンテーション・ソリューションによって、ネットワーク・セキュリティに革新をもたらす企業です。アセットのタグ付けとポリシー作成を自動化することで、時間のかかる手動プロセスに依存する旧来のマイクロセグメンテーションと比べ、企業の総所有コストを平均で86%削減します。ここに、先進的なアイデンティティ・セグメンテーションおよびゼロ・トラスト・ネットワーク・アクセス(ZTNA)ソリューション、さらにネットワーク層のMFAによる強化を組み合わせることで、あらゆる規模の企業におけるゼロトラストの取り組みを加速させます。この包括的なアプローチにより、組織はラテラルムーブメント攻撃を阻止し、コンプライアンス要件を上回る対応、最上級の監査スコアの獲得、あらゆる侵入テストをクリアできるセキュリティを実現できます。詳細はzeronetworks.comをご覧ください。
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