世界有数の賦形剤サプライヤーが口腔内崩壊錠、放出制御製剤、低亜硝酸塩ソリューションの革新技術を紹介
東京--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --IFF（NYSE：IFF）ファーマ・ソリューションズは、CPHI Japan 2025で最先端の賦形剤技術を公開します。同社チームは、4月9日〜11日に東京ビッグサイト東4～6ホールで開催される展示会のブース5K-21にて、口腔内崩壊錠（ODT）、放出制御製剤、革新的な複雑製剤における技術革新を紹介します。
IFFファーマ・ソリューションズのアジア太平洋地域最高商務責任者であるフランク・ジャオは、次のように述べました。「IFFファーマ・ソリューションズは、材料科学の革新を通じて薬物送達を再定義することに尽力しています。CPHI Japanでは、患者の治療効果を高めるとともに、医薬品の製造を効率的に行うために設計された技術をご紹介します。」
世界有数の医薬品用賦形剤パートナーとして、IFFファーマ・ソリューションズは、以下を含む最新の技術革新の一部を紹介します。
口腔内崩壊錠（ODT）ソリューション
ODT市場は急速に拡大しており、子どもや高齢者にも服用しやすい、口の中ですばやく溶ける錠剤が求められています。ODT製剤には、超崩壊剤を組み込むことが不可欠となっており、これらの添加剤は錠剤の溶解速度を高め、服薬遵守の向上にもつながります。優れた超崩壊剤であるAc-Di-Sol®は、ポリビニルポリピロリドン（PVPP）と同等の崩壊効果を発揮します。
METHOCEL™ヒドロキシプロピルメチルセルロース（HPMC）：カスタマイズ可能なHPMCによって安定的かつ制御された薬剤の放出を実現し、治療効果と服薬遵守の向上に貢献します。
ETHOCEL™エチルセルロース：放出調節錠剤における標的型薬物送達を行い、味マスキングのための耐水性バリアコーティングを提供します。
POLYOX™ポリエチレンオキシド：高膨潤性マトリックスにより、浸透圧による薬物送達や乱用抑制システムを実現し、浸透圧ポンプ技術や放出調節マトリックス製剤をサポートします。
低亜硝酸塩ソリューション
低亜硝酸塩の微結晶セルロース・ソリューションであるAvicel® PH LNは、経口固形製剤におけるニトロソアミン生成リスクを低減します。また、日本の厳格な規制基準を満たす設計となっています。
IFFファーマ・ソリューションズは、医薬品中のニトロソアミン生成リスクを抑制するためのLow Nitrite METHOCEL™を新たに導入し、低亜硝酸塩賦形剤ポートフォリオを拡充しています。
IFFファーマ・ソリューションズは、賦形剤に関する深い専門知識、革新力、規制対応サービスを組み合わせ、製剤開発のあらゆる段階でお客様を支援する統合型ソリューション・プラットフォームを提供しています。当社の幅広い製品ポートフォリオと実績に基づく専門性をさらに詳しく知りたい方は、https://pharma.iff.comをご覧ください。
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