シアトル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --シングルセル・シーケンスのアクセス性とスケーラビリティをリードするパース・バイオサイエンシズは、Evercode™シングルセル染色質製品の開発と今後のリリース計画を進めることを正式に発表しました。これは、10x GenomicsがパースのEvercodeWhole Transcriptome製品に対して主張していた特許をパースが無効化し、その結果として当該特許に関する裁判が取り消されたことを受けた発表となります。パースはこれに関連し、既存のEvercode製品や今後発表予定の染色質アクセシビリティ製品とは無関係な特許について、10x Genomicsとの好意的な解決に至りました。




パースの染色質アクセシビリティ技術は、ATAC-seq などの既存手法を超える新たなアプローチを採用し、より高品質で均一なデータ を提供します。また、2025年末には、新しいソリューションの早期アクセス提供を開始する予定です。
パース・バイオサイエンシズの最高技術責任者(CTO)兼共同創業者であるチャーリー・ロコは、次のように述べました。「私たちは、研究コミュニティのニーズにより適した革新的なシングルセル・ソリューションを提供することに、引き続き全力を注いでいきます。また、科学者による最も重要な疑問の解明に貢献するため、新たな技術革新の開発と提供に尽力していきます。」
パースの最新の革新技術は、最近発表された史上最大規模のシングルセル・シーケンシングキットで、1回の実験で最大500万個の細胞を解析できる画期的な製品である「Evercode Penta Kit」などをはじめとしています。
パース・バイオサイエンシズについて
パース・バイオサイエンシズは、人々の健康と科学研究の進歩を加速させることを使命として世界的に活動するライフサイエンス企業です。研究者が、今までにない規模と容易さでシングルセル・シーケンシングを行えるよう支援しています。その先駆的なアプローチが、がん治療、組織の修復、幹細胞治療、腎臓および肝臓疾患、脳の発達、免疫システムといった分野での画期的な発見を可能にしています。
パース・バイオサイエンシズは、共同設立者であるアレックス・ローゼンバーグとチャールズ・ロコがワシントン大学で開発した技術を活用し、1億ドルを超える資金を調達し、現在では世界中で2,500社を超える顧客を抱えています。拡大を続ける同社の製品ポートフォリオには、「Evercode Whole Transcriptome」、「Evercode TCR」、「Evercode BCR」、「CRISPR Detect」、「Gene Select」、インタラクティブなデータ解析ソリューションである「Trailmaker」などが含まれます。
パース・バイオサイエンシズは最近、シアトルの活気あるサウスレイクユニオン地区で拡張を行い、新本社と最先端の研究所を構えました。詳細情報については、 https://www.parsebiosciences.com/ をご覧ください。
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